鹿沼市でリフォームとリノベーションを行う北欧住建のブログ

 

■リフォームとリノベの違いとリフォームの事案などを紹介します。

 

リフォームと言う言葉は皆さんも耳にすることがあると思いますが、そもそもリフォームとは

どういう意味か先ずお話しします。

 

リフォームとは一般的に老朽化した建物を新築の状態に戻す事をいい「悪い状態からの改良」つまり、マイナスの状態をゼロの状態に戻す事を言います。壊れていたり、汚れていたりしている部分を、直したりきれいにすることを指します。

 

外壁を塗りなおしたり壁紙を張り替えたりすることなどがこれに値します。

床の張り替え壁紙の張り替え照明の交換などこれはリフォームです

こちらもリフォーム

 

リノベーションとは・・・・・既存の建物に大規模な工事を行うことで、性能を新築の状態

よりも向上させたり、価値を高めたりすることを言います。

リノベはプラス@で新たな機能や価値を向上させることを意味します。よりデザイン性を高い物に改良させたり、耐震性、耐久性を高めるために補強を行ったり、仕切りのあった間仕切り壁を取ったりすることで広々としたワンフロアーな部屋を作るなどがリノベに該当します。

before

 

after

物入れと引き戸を取り払いワンフロアーなダイニングリビングに

これがリノベーションです

 

では大がかりなリノベーションを紹介します。

日光市で行った現場です。築30数年たった農家の納屋を住まいとして使えるようにしました

見ても分かるように鉄骨の部分は大分錆が出ており、耐震性が全くありませんでした。

外壁をハガシ、スケルトン状態にしました。

鉄骨の補強をして耐震性を高めました。

構造用合板を貼りことで、さらに耐震が上がり、気密性、断熱性もアップします。

 

樹脂サッシを採用しました。LOW-Eペア遮熱ガラス仕様

1階の腰上位まで大谷石が積まれております。幸い悪いところが無く、使えそうなので

洗浄と表面補強の作業を進めている所です。

外壁にモルタルを塗っている状態。モルタルは収縮によって硬化します面積が広いとクラックが入ることがありますので、当社ではファイバーネットをモルタルの表面に施工しております。

このネットは鉄筋の役目をしておりクラック防止につながります。

鉄骨は木造に比べ耐震性は良いのですが地震などで動きますそのため壁面全体で力が分散するようにこのネットを使用しております。

モルタルが固まってから造形をしている所です。レンガの模様を作りながら、カービングをします。リアル感あふれる感じにしていきます。

外部が仕上がってきました。

大谷石の上から造り上げたレンガの造形。クラックはわざとです。大谷石があったとは

もう解りません。

室内の方も順調に仕上がってきました。

こんな遊び心も取り入れました。

良い感じになりました。

納屋を住まいに変えたリノベーション&コンバージョン(用地変更)

場所によってはお家がどうしても建てられないことがあります。

今回は農振地区と言うこともあって住宅が建てられなく、あきらめかけてた所、こんな感じの

ご提案をすることが出来ました。耐震、省エネ、高性能なお家に生まれ変わりました。

リフォームが良いかリノベにするかは自分で判断するのは難しいかもしれません。

今後、どんな風に住みたいかをはっきりと決めてから専門家のアドバイスを受けるのが良いかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

少しでもお役にたてれば幸いです。

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