アホさが愛しくなる、わたしの就活の思い出☺ その6 | Natural Healing 陽&月

Natural Healing 陽&月

『陰と陽』どちらの私もやさしく抱きしめて、明日はもっと愛せるように

Natural Healing 陽&月(ひづき)は
自然や植物、香りから心と身体を癒していくサロンです

こんにちは。

『Natural Healing 陽&月』のKAORIです☺

 

 

 

 

~昨日までのあらすじ~

 

短大2年生の夏休み

重い腰を上げて就活を始めたわたしは

市役所、下着メーカーなどの就職試験を受けるも

ことごとくアホをぶちかます日々だった。

 

さて、わたしの就職は・・・

いったいどうなる!!!

 

 

 

 

 

 

 

時は流れていく。

 

わたしはまた大学の求人にあった

地元にも支店のある電気機器メーカーに応募したものの

自分のやりたい仕事について再び迷い始めていた。

 

 

「わたしの本当にやりたい

仕事って何だろう」

 

 

色んな会社を検討したり、受けてみたものの

どれも心から「やりたい」って思って受けていたっけ?

 

どちらかというと

「就活をしている自分」に安心していたんじゃないか

 

「この将来に対する漠然とした不安が消えるなら」と

別に嫌なわけじゃないし、条件がいいから

就職先が決まれば、心が埋まる気がするから、と

就職先を決めていなかっただろうか。

 

 

正直、試験を受けながらも

面接では心の底から「入りたい」って気持ちを

伝えてたわけじゃなかった。

 

大失敗しても、本気で落ち込むほど

行きたい就職先なんてなかった。

 

 

「わたし、本当は何がしたいんだ?」

 

 

何がしたいか分からない

それこそ、一番の恐怖な気がした。

 

何よりも、一番頼りにしていた

大学に来る求人では、自分のやりたい仕事に

出会える気がしなかった。

 

これは、自分で探しに行かなければいけない。

 

そして、わたしはやっと

「やりたいな」と思う仕事ができる会社の

採用ページを次々、探していくことにした。

 

 

この時、秋の終わりである。

わたしよ、本気になるのが遅いよ☺

 

 

 

 

 

 

そう、遅かった。

 

わたしの当時興味があったお仕事の求人は

もう翌年の新卒の採用に移行していて

もう求人の募集が終わっているところがほとんどだった。

 

がっくりと肩を落とすも

落ち込んじゃあいられない。

 

それじゃあ、こっちはどうだ? あっちはどうだ? と

少しでもやってみたいと思う業種の求人を探しまくった。

 

 

 

そして出会ったのが、新卒で入社することになる

子どもに接するお仕事の会社だった。

 

調べたら、ちょうどギリギリ

わたしの年の最終の求人の締め切りの直前で

わたしは「とりあえずチャンスだから応募しとこう!」と

悩む間もなく、勢いでエントリーしたのだった。

 

そこそこ名の知れた会社だったので

自分には難しいかな~と消極的だったけれど

なぜだかとんとん拍子で試験が進んでいった。

 

 

個人面接まで進み

会社から日時と場所の連絡が届く。

 

丁度試験会場は渋谷の道玄坂のとある場所で

通っていた短大からは近い。

 

早い時間なら、試験を終えた後に

短大の週一のホームルームに間に合うと

一番早い時間に希望を出した。

 

 

 

 

そんなときに、トラブルは起こった。

 

この個人面接の前までに

絶対にこの会社の店舗に職場見学をすること、と

試験の連絡に書かれていたのに

 

短大が忙しかったからか、ただ単に忘れていたからか

理由は忘れたが、わたしは職場見学に行けなかったのである。

 

「決まりも守れないんだもの、絶対落ちた」と

わたしは個人面接の前日に大泣きした。

 

「絶対受けたって意味ない、もう終わりだ」と

ギャンギャン泣いて、目をパンパンに腫らして落ち込んだ。

 

あまりに落ち込んでいるもんだから

家族にかなり怒られ、最後にガツンと一喝された。

 

 

 

「もう落ち込んでたってしょうがないでしょ!

行けなかったのはあんたの落ち度なんだから

ちゃんと正直に行けませんでしたって伝えるしかない。

あんたが試験受けるって申し込んだんだから

つべこべ言わず腹くくって試験受けてきな!」

 

 

 

はい。

 

ごもっともです。

 

 

流石に大人げなかったと拗ねるのをやめ

気持ちを切り替えることにした。

 

 

正直、家族にそうやって怒られるまで

「行った振りして嘘つくか?」

「いや、それは卑怯すぎる!」と

バカみたいな自問自答をしていたのだが☺

 

「そうだよね、行けなかったのは

紛れもなくわたしの落ち度だ。

潔く謝って、それでおちたらそこまでだ。

別の会社また探そう」と思うことができた。

 

アホなわたしに

もっともなアドバイスをしてくれた家族に感謝である。

 

 

 

 

 

 

そうして翌日、早朝。

 

満員電車にリクルートスーツで乗ったわたしは

個人面接に向けて、伝えたいことを書いた小さなノートを

最寄り駅に着くまで何度も何度も読み返しながら

バクバク言う心臓を、グッと引き締めていた。

 

 

ちなみに忘れもしない

あの時にエンドレスで訊いていた音楽は

当時デビューして間もなかったSexy Zoneのアルバム

セブンイレブン版に収録されていた『勇気100%』。

 

あの単純明快、真っ直ぐなメッセージに励まされ

時折緊張と不安でグッとこみ上げる涙を堪えながら

必死にノートを読み込んだ。

 

そう、私がやっと就活に本気になった瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

やっと就活に本気になったわたしですが

相変わらず失敗ばかりのアホな就活生だったのでした。

 

やっとこの頃になってスーツも気慣れてきて

ヒールの歩き方にも慣れてきたものの

 

別にスーツが似合っていたわけじゃなかったので

リクルートスーツ姿で友達に会うのが恥ずかしかったです☺

 

 

 

就活が理由ならば大学の授業を休んでもいいはずだったけど

わたしは短大の授業も、友達も大好きだったから

就活で緊張したり疲れたあとなら尚更みんなに会いたくて

短大には意地でも言っていたなぁ☺

 

短大部とはいえ、大学部の人たちと一緒に

同じ授業をたくさん受けていたし

むしろスケジュールはハードだったけど

 

短大部は高校のようなアットホームな雰囲気で

先生ともめちゃめちゃ仲が良く、クラスも少人数で

みんな本当に仲が良くて大好きだった☺

 

 

みんな、元気にしているかなぁ☺

 

 

 

と、大好きな人たちを思い馳せたところで

今日はここまでです☺

 

 

 

また気になったら、次回も読みに来てください♪

 

 

 

今日もみなさまに

たくさんのしあわせが届きますように☺

 

 

 

 

KAORI☺

 

 

 

✩陽&月・公式HP✩

 

 

 

 

✩Dreamers March販売サイト・Creema✩

 

↓1周年で6月5日まで、一部商品ポイント還元しています☺

ぜひ見に来てね♡