今日のカービングは、島ぞうり
フラダンスでお履きになられるという事で、
海亀とハイビスカス
奄美大島3日目
早朝、
金作原のトレッキングツアーに
参加しました。
世界自然遺産「金作原原生林」は、
亜熱帯照葉樹林の原生林。
巨大シダのひかげへごの巨大群落は
まさしくジェラシックパーク!
認定ガイドさんがつかないと
山には入れません。
また、生き物はもちろん、
枯れ葉一枚持って帰ることは許されず、
大切に守られた山です。
私たちがお願いしたのは、
アイランドサービスさん。
1994年創業と奄美で一番古く、
マングローブカヌーを始めた会社でもあります。
こちらのガイドさんが
とても、とても詳しくて。
金作原だけでなく、
奄美の方々の生活なども
丁寧に教えてくださいました。
名瀬で待ち合わせ、
山まで車で連れていただき、
いざ入山。
( 長袖、長ズボン、靴下、運動靴 )
あちこちで見られる↑ハシカンボクの花
と、数メートルもいかないうちに、
ガイドさんが古木からにょきっとはえる白く細いきのこを指さされます。
冬虫夏草
以前、田中恭吉氏の絵で見て、
現物を見たいと思っていたので嬉しい。
冬虫夏草とは、
昆虫などに寄生し栄養分を
吸い取り生きる菌類のこと。
漢方だと高値で取引されます。
そして、これは、蜘蛛の冬虫夏草。
( 養分となる虫によって、
形が変わるそうです。 )
この奄美ウスキクモタケは、他でも、
見つけて見せてくださいました。
湿気が多いので、キノコは豊富。
これは、うちわ茸。
(団扇のようになってるから。)
椎茸もふつうになってるそうで、
お料理もよくつかわれるそうです。
クワズイモの花のつぼみ。
花は白いカラーのような花。
そして、可愛い赤い実がなります。
↓ばくちの木
成長途中で、このように皮がむけるため、
ばくちで身ぐるみはがされたよう、
と命名されたとか。
他にも、小便の木とかもありました。
気の毒なお名前。。。。
キーウィフルーツの元とも言われる
シマサルナシ↓
もちろん、ここでは食べることも
持ち帰ることもできません。
でも、ガイドさんが子供のころは、
このキーウィやむくべ、くわの実など、
嬉しいおやつだったそう。
私も、ムクべやくわのみ、食べてたなあ。
かなり急な崖ですが、ここは、
アマミノクロウサギの通り道。
脚は短くずんぐりしていますが、
詰めが鋭く、この急斜面もさくっと登るそう。
奄美大島は肉食の大型動物がいません。
一番大きな哺乳類は猪ですが、
昆虫や蟹をたべるくらい。
狐、タヌキのたぐいがいないため、
アマミノクロウサギもある
程度大きくなると敵知らずだとか。
( 赤ちゃんの頃だと、
へびや鳥に襲われることもある。)
が、最近、野良猫がふえてきたそうで、
いろんなところで、捕獲籠がみられました。
( 捕獲されると愛護団体が
里親さんに譲渡するそうです。)
ハブ対策にと、人間が持ち込んだ
マングースも絶滅したそうです。
樹木や岩石に着生するオオタニワタリ↑
おっきいです!
その上、お洒落で美しい!!
観葉植物に、今、
人気が出てきているようですね。
いきものは、好き好きがおありだと思うので、
集合写真で。
青い身体のトンボは、
琉球羽黒蜻蛉の雄です。
ガイドさんがうろのある古木をみて、
「 あそこにいつもカエルがいるんです。
今日もいるかな? 」
とのぞいたら、へびに代わっていました。
ということは。。。。
自然って、厳しいです。
写真には撮れませんでしたが、
クロイワツクツク、琉球あぶらゼミが、
これまた違う鳴き方で大合唱していまはさた。
朝一番で行ったせいで、気温が上がる前。
いろいろみせていただき、
楽しゅうございました。
杖を用意していただいていたので、
歩くのも楽ちんで、
余力を残して楽しめました。
ありがとうございました!
その後、島豆腐屋さんへ。
すこし待ちましたが、この豪華なお料理!!
美味しゅうございました!!
お豆腐いろいろで、
湯葉、豆乳、ミキもあって、感激でした。
その後は、前日に行けなかった
マテリアルの滝へ。
本来は午前中の太陽の光によって、
色が変わるところを見るのが
醍醐味だそうですが、
午後しか時間がなく、午後に。
でも、エメラルドグリーンがうつくしく、
水しぶきで虹もできていて、素敵でした。
↑この白い花は蘭の花。
タネガシマムヨウラン(葉が無いから。)
とても珍しい花だそうで、金作原で教えてもらった数時間後に再会。
すばらしい滝で行って良かったのですが、
道が狭い!!
たまたま、私の運転だったのですが、
( Bちゃんは運転が上手ですが、私は、まあ、ひどいもので。。。)
途中、スコールは降るわ、
側溝に蓋はないわ、で、ひやひやドキドキ。
対向車がなくて、ほんとに、よかった!!
夜は、ネイティブシー奄美のレストランフォレストで。
写真、全部ぼけぼけで、
これしか残っていませんが、
とっても、美味しゅうございました。
ホテルのレストランなのですが、
ホテルの方も、とても感じよくて。
翌日には帰らなくてはいけない。。。
と、淋しくなりながらも、
3日目、終了。