スタジオ・ダラ、事務所移転で、
事務所開きパーティー
私の端唄のお師匠さまは、
編集プロダクションの社長というお顔もお持ちです。
いわゆる出版業ですね。
で、事務所が飯田橋から柳橋へ移転。
先日、お披露目パーティーがありました。
柳橋!
もう、江戸も江戸。
料亭がずらりと並び、
政治家たちが密談を交え日本の行く末をかじ取り、
経済人たちが相場を動かしてきた町です。
この日も柳橋らしい和が続々と。
柳橋のたもとで江戸時代から続く江戸佃煮のお店
小松屋の旦那様
柳橋観光大使!よろしく、
熱く、熱く、柳橋を語られます。
それが、まあ、テンポよくうまい!
最後に、お師匠さまの糸で
端唄「梅は咲いたか」を。
「梅は咲いたか」の2番は柳橋の歌詞が出てきます。
そう、この柳橋から小さなお舟ちょきに乗って、吉原へ繰り出してたんですね~。
最後の節「吉原へご案内~♪」に、
会場の皆が、
「吉原、きた~!!」と大盛り上がり。
これぞ、端唄の真髄。
おだんの芸!
長唄のプリンス杵屋浅吉先生は、
曾祖父であられる4代目杵屋佐吉制作「黒塚」の一説を熱唱!
その迫力に、会場の空気が張り詰めます。
浅吉先生、改めてすごいです!!
そして、この日、落語家春風亭朝枝さんをゲストに招いておられました。
二つ目ながら、大人気の春風亭朝枝さん。
お噂通り、超、超、超、面白かったです。
枕で、この柳橋の地とのご縁を語られたのち、
「加賀の千代」
「茶の湯」
「夢の酒」
の三席をご披露してくださいました。
(写真タイム!の掛け声で一斉に携帯を向けるみ皆に、うごきましょか?とサービス)
それにしても、朝枝さんの女将さんが艶っぽい。
焼きもちで腸煮えくりかえりながら、旦那さんに見せる作り笑顔がたまりませぬ。
すんごい!!
動きは大きいのですが、がさつでなく、大げさでなく、自然。
そして、唸ったのは、その間の取り方!
「茶の湯」でご隠居が青きな粉を抹茶茶椀に入れる場面があるのですが、
ためる。ためる。
ためてるものの、少しづつ動きはあって。
でも、ためが超、超、長い!
その長いための間にくすくす笑いが生まれるという神業。
これは、〇人抜きで真打昇進!の記録を作られる逸材でいらっしゃるのではないでしょうか。
高座を降りてからの朝枝さんは、ほんと腰も低く気さくでいらして。
( 冬瓜はお目にかかる前に彫ってしまったので、特徴を掴めずにいます。
次回、朝枝さんらしい笑顔を彫らせていただきたいです!)
さて、枕で
「 最初、お話をいただいたとき、
『 今日は、身内の会ですから、お気楽にいらしてください。』
といわれたんで、
『そうですか。』
と受けたら、直前になって、
『平山夢明先生と京極夏彦先生がいらしてくださるかも。』
といわれまして。
私、もう、どうしたらよいか。。。」
と話しておられた朝枝さん。
このお宝撮影時、
(平山先生、朝枝さん、師匠、京極先生)
出版社の方が
「身内の会って聞いてたのにびっくりですよね。」
と笑いながら朝枝さんにお声をかけると
京極先生が
「身内だし。」
と渋いお声でにやりとお答えに。
素敵すぎる。。
平山夢明先生も、ほんとかっこよくて、
皆様と歓談され、大盛り上がり。
お料理のお写真も撮り忘れましたが、お洒落なケイタリングに、
すんばらしいお酒の数々。
ポンポンシャンパンもあけられ、
飲めや唄えやの楽しいパーティーでした。
本物中の本物を直にみせていただき、
いまだその余韻に浸る私。
スタジオダラ事務所の益々のご発展をお祈り申し上げます。
ちなみに、端唄のお稽古もここでさせていただけるんです。
柳橋で端唄のお稽古♪
今夕、行ってまいります。
わくわく。
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ありがとうございました。