手作りひよちゃん

手作りひよちゃん

手芸、三味線、旅、食が大好きなカービング(石鹸、果物、野菜、キャンドル、島ぞうりの彫刻)講師(カービングY主催)のなんてことない日常。
髑髏のアイコンは石鹸を彫ったものです。
よろしくお願いいたします。

今日のカービングは、紫大根

表面2ミリだけ紫で中は白い大根です。

レッスン用で、

テーマは「麻の葉」

麻の葉が谷になってるものと、

山になっているもの。

目印の爪楊枝であけた穴。

深く入れすぎた。。。

 

 

涼しくなってきて、

外活動開始です。

植木鉢や土の入れ替え。

鉢を増やしたいな。

ベランダでお茶が飲めなくなるけど。。

( 一年前の写真↑ )

部屋の奥で飾っていた

オーガスタがひょろりと痩せてきまして↓

( 痩せたい私は太ってきてるのに、

痩せなくてよいオーガスタがひょろりんこ。)

( 今の写真↑ )

そのうえ、カイガラムシ発生。

葉をお酢で拭いて、窓際に移動。

この子は、外に出すと風を避けるため、

葉が割れちゃうんです。

頑張れ、オーちゃん、ふさふさになるんだ!

( お隣にあるのは、愛しのテラリウム。 )

 

 

そして、ご近所徘徊も再開です。

立教大学内にある江戸川乱歩邸

( 江戸川乱歩さんの死後、

立教大学に寄贈 )

表札は、本名の平井太郎と

息子さんの平井隆太郎の二つ。

この土蔵に惹かれて、

この家にすむことにした江戸川乱歩。

引っ越し魔の江戸川乱歩でしたが、

この土蔵が気に入り、

土蔵で執筆し、

戦後はここを買い取り、

亡くなるまで住まわれました。

 

で、ガラス越しで

入口から見るしかできないのですが、

この土蔵が凄い!!

本がぎっしり。

西洋のミステリー本に始まり、

あらゆる資料本が詰まってるそうです。


ちなみに、収集癖があり、

捨てられない乱歩さん。 

とても几帳面な方だったようで、

書類は全部、ラベリングしていたそう。

町内会の記録も、

丁寧なかっちりした字で

細かくしっかり書かれていました。

( 人見知りで学校に通うのも

嫌がっていたのに、

ここでは、

町内会の活動にも顔を出し、

地域の方々と交流もしていたそうです。 )

増築した洋館の中は、この素敵な応接間。

窓が大きく、

ペルシャ絨毯がほんとお洒落。

暖炉の上には、

シャーロックホームズの小さな像。

イグサの香りが心地よく、

大切に管理されていることがよくわかります。

 

ちいさな図書館のように

本が並んでいる部屋もあり、

そこで自由に本が読めるんです。

久しぶりに「人間椅子」を読んで、ぞくっ。

「二銭銅貨」を読んで、

そうだ!そうだ!この文体!!

そして、この展開!

と嬉しくなって

(デビュー作なのですが、

乱歩らしいと私は思うのです。)、

「芋虫」を読んで辛くなりました。

 

子供のころは、横溝正史派だった私。

別紙に、登場人物の名前と関係を

書きながら読んだっけ。。

(江戸川乱歩と横溝正史は親友であり、

お互いが編集者として

互いの小説を生み出させています。)

 

江戸川乱歩を読む前に、

エドガー・アラン・ポーを読んでいた私。

とはいえ、なんか怖くなって、

黒猫で読むのをやめた記憶が。

 

ただ、江戸川乱歩は、

「黒蜥蜴」など様々な舞台、

ドラマでみること多々。

そこから、再度、気になって読んでみたら、

登場人物に超癖がありながら

読みやすく、かつ、

なんかお洒落で都会だな~と

感じた覚えがあります。

 

横溝正史の島めぐりもしたい

と思っていますが、

せっかくご近所さんになったのですから、

江戸川乱歩読破、

試みたいと思います。

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