映画#02 ゴールデンカムイ | なんのこっちゃホイ!

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山崎賢人、山田杏奈主演の「ゴールデンカムイ」を家内と鑑賞してきた。

家内的には、大好きな「玉木宏様」が出ているからというだけの理由で観に行ったようだが、あんまり男前の役ではなく、むしろちょっといっちゃってる系の役だったので、ビジュアル的に納得できていないようだ。

ストーリーはいたって単純で、幕末から明治、日露戦争を戦った日本陸軍の軍部と兵隊がメインで、新選組なんて時代的にえ?って感じの人物まで登場し、血なまぐさい殺し合いの連続を演じている。そもそもなんで殺し合っているかというと、アイヌが、いつか北海道が日本を征服する日のためにと、溜め込んだ金塊が最初の説明では、今の価値で80億円だったが、ラストではなぜか、8000億円になっているのだが、まぁ、とにかくこの金塊を我が物にせんと、主人公君、新選組の生き残り、帝国陸軍の悪者達がしのぎをけずる。

この金塊の隠し場所を知っている人物は網走刑務所に収監されていて、こいつが刑務所の死刑囚8人だか9人だかの身体に入れ墨を彫り、それを全部つなぎ合わせると、地図になるという面倒くさい仕掛けを施したために、この逃げた死刑囚の皮を求めて、みんな殺し合っている。そもそも、なんのために死刑囚の身体に入れ墨を彫ったんだ?自分が出てきて取っちゃえばいいじゃん。

漫画が原作だからか、ビジュアルはそれなりなんだけど、やっぱりストーリーや殺し方等は、漫画でしかない。まったく現実味がないという意味で、漫画だ。そんな映画にこんなにもキャストを揃えて、よくできたものだ。

 

もっと驚くのは、なんと!これは前編みたいなんだな。つまり殺し合いは描かれるが、金塊はまだ見つからない。エンドロールだと思って油断して席を立つ、いらちなお客は損をする。続編が確実にあるんだな。そこには入れ墨を入れた張本人までが登場するようだ。

なんだかなぁ〜〜〜〜。