また今年も悩ましい季節がやってきた。
手帳選びの季節だ。
毎年この季節になると、何に悩むかというと、手帳はデジタルかアナログか問題。
両方に便利な点はある。
デジタルは、なんと言っても検索が素早くできること。
グーグルカレンダーを使っているが、例えば「散髪」で検索すると、ある限りの散髪した日のデータが出てくる。
難点は、入力する手間だ。
基本的にスマホをメインで使っているので、iPhoneでGoogle Calenderを起動して、指で日付と時間を選び、ひらがなにして変換する。これが結構、手間なのだ。
アナログは、なんと言っても記入の素早さだ。
その日の栞紐を開けば、あっという間に記入できる。
だが、面倒なのは、いつ、何を、誰とやったなどの検索に、時間がかかったり、不可能だったりする。
どちらにとってもデメリットなのは、記入を忘れてしまう場合だ。これは何にしても解決不能な出来事だから、もう考えない。
現役時代は、圧倒的にOutlookが便利だった。打ち合わせにしろ、会議にしろ、必ずPCを持ち歩いていたから、会議時間の管理からメモまで、全てタイプできていたし、思いつきにしろ情報にせよ、全てOutlookの予定表に記入できた。だから、メモの単語を検索するだけで、いつ、誰と、どこで、何を話したかが一発で出てくる。
引退して現在の仕事に就いてからは、現役時代のように、予定がびっしりということはない。
また、会議とか打ち合わせとか、PCを置いて向かい合ってやるよりも、圧倒的に立ったまま話を聞き、指示をメモするようになった。バーチカルの手帳も試してみたが、結局、検索性において、優位が取れなかった。
そこで最近は、予定はグーグルカレンダー、メモはノートという風になった。
だが問題は、毎日の歩数だとか睡眠時間だとか、月を横に見るような記録に難点があった。
トラベラーズノートのパスポートサイズに出会った。
ネットで、これに能率手帳の小さいのがすっぽり収まることを知った。
2024年はこれでいく。
能率手帳の月間は、ガントチャートになっているから、月を横に見ることができる。
細かなスケジュールはグーグルを使って管理して検索性をエンジョイし、横に眺めて記録するものはこれでやろう。
もちろん、iPhoneアプリで体重、睡眠時間、歩数などは自動で記録されるのだが、横に眺めることができない。
それを能率手帳で補うことにした。
Weeklyのページは、to-doと仕事の記録をつけておくことにした。
さて、2024年を通してこのシステムで管理できるかというと、今から自信がない。
どうせまた、数ヶ月で気分が変わるのだ。
まぁ、そうなればそうなったで、その時に必要なシステムを導入しよう。
と、毎年思うのだが・・・・