ザ・ファブル | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

岡田准一、木村文乃、山本美月出演

 

どんな相手でも、6秒以内に殺せる凄腕の殺し屋ファブル(岡田准一)は、仕事のボス(佐藤浩市)に、決して人を殺さず、普通の生活を1年過ごすように命じられ、相棒のヨウコ(木村文乃)と一緒に大阪へ。ボスのツテで関西のヤクザ的ブラック企業の社宅での生活を始める。「殺したら殺す」というボスの絶対命令を守り、インコを飼ったり、街で知り合ったミサキ(山本美月)に紹介されたデザイン会社でバイトをしてみたり、普通の生活を送ろうと努力する。街で絡まれたチンピラには、冷静な判断と巧みな演技力で、相手に殴られながらもダメージを受けず、逆に相手の拳を折る。痛くはないが、痛いふりして、鼻血も流してみたりする。

そんな時、ブラック企業の内部でくすぶっていた揉め事が一気に表面化し、クーデターが計画され、これに巻き込まれたミサキを救うため、否応無く闘争の世界に入っていく。「殺すな」という命令を守りつつ、この抗争に決着をつけるべく、ファブルの凄腕がうなる。

 

アクション&コミック!岡田准一の、もう一つのコメディアンな面が全面に出されていて、とにかく笑う笑う笑う。手に汗握る格闘シーン、岡田准一の鍛え上げたボディーゆえに可能な「壁登り」。銃撃戦。

手に汗握る2時間。楽しめる。

 

評論などを観ると、やれ岡田にはもったいない映画だの、アクションがどうだのと色々言っている人もいるようだが、そんな事関係ねぇ!とにかく、頭空っぽにして(元から詰まってはいないが)ひたすら楽しめ!な、映画。

★★★★☆