柳田法務大臣、失言で辞任 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

$これでいいのか!?こんなことでいいのか!?

「国会答弁は二つでいい」と、地元の大臣就任パーティーで発言し、自民党をはじめ野党の皆さんから非難轟々、問責決議も辞さずと言われて困った民主党は、急遽総理官邸に集まり文殊の知恵を。結果、法相は辞任とあいなりました。

辞任の記者会見で柳田氏は、「このままでは予算成立が危ぶまれるので、辞任します」と言った。恥の上塗りというやつである。どう考えたって、浮かれて調子に乗って、ちょっと酔っ払ったしで、ウケ狙いでポロリと発言しちゃったんだよな。そういう風に見える、ビデオだよ。だから、彼は本心でそう思っていた訳ではなく、ウケを狙ったジョークのつもりだったんじゃないかと僕は思っている。

それにしても、「予算成立の邪魔になるから辞めます」とは、どこまで国民を馬鹿にしたオヤジなんだろうか。そうじゃねぇーよ!「国民の皆様には、失礼なことを言いました。お詫びして、辞任します」と説明するべきだろう。たとえ、アホカンに更迭されたとしても、そう説明するのが男ってもんじゃないのか。

ところがこのオヤジ、東大に2回も合格するという、頭いいんだよね。東大に入るから頭がいいというのは短絡的のそしりを恐れず言うが、やっぱり東大に合格する奴は、普通じゃないよ。それも、一回退学して8年すし屋で働いて、それから合格したってんだから驚きだ。だから結局優秀な人だったんだ。

所が、オヤジの専門は理科系。法務なんてやったこともないし、法務委員会にも一度も出たことがない。総理から法務大臣と聞いた時、「なんで俺が」と思ったと自身が語っていたように、何のバックグランドもない。そんなおっさんに、何で法律の最高意思決定ができるんだ?どうして死刑執行命令に判子押せるんだ?なめんじゃない!

ということは、本当に国家国民をなめていたのは、そんな素人のおっさんを任命した、菅だということにある。そう!こいつが、日本で最高のアホなのです。

仙石が後任として兼任しているようだが、当然これは暫定である。法律に明るい人を探しているとか言っていたが、よーく背景を調査して、クリーンなの選ばないと、名前が売れてるとか、菅のお友達とかで任命したら、国民は黙っていないよ。適材適所ってことがある。優秀なおっさんの将来を潰してしまったのは、総理大臣その人であり、本人の隙であろう。

それになんか、仕分け見てると、族議員みたいな民主党議員が増えた気がする。政治主導はどこへ?

そして、自民党を始め野党の先生!あんたら、ケツの穴が小さいよ。「そんなおっさんはいいから、予算案を優先して議論しよう!自ら仕分けた事業を予算的にどうすんだ!?」と議論を国会でふっかける議員はいないものか。そういうのが出てこないで、そーもないことで、やいのやいのと議論を拒む。そんな体制の自民党なんて、誰も票を入れないよ。民主党の支持率が落ちて、自民党がちょいと上がったらしいけど、一番増えたのは、「支持政党なし」なんだよ。つまり、民主党に期待して裏切られた有権者は、政治に望みを失い、支持政党なし。政治に興味なしとなった。

今日、宮根ヤで言ってたけど、「これほど愚弄されても、クーデターも騒動も起こらない日本という国の民はすごい。それは、日本は政治じゃなくて、企業で動かしているからだ」と。デーブもたまには、良いこと言うじゃないか。こんなこと、アメリカ人に言われるようじゃ、情けないね。