手帳にとって重要な事 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

手帳についての第3話です。

さて、ここまできましたが、これらはいわゆる、アナログ手帳です。つまり、手書きするもの。もう一方の雄は、デジタル。つまり入力するものです。

最近のITの発展は目覚ましく、デジタル手帳も優秀で便利なものが多く出回るようになりました。デジタル手帳の最も優れた点は、検索性能が挙げられます。「あれは、いつだったかなぁ」とか、「あの日は誰と合ったんだっけ?」なんて時に、アナログ手帳だと何冊も手帳を持ってきて、ああでもない、こうでもないと記憶を辿る必要がありますが、デジタルなら一発で検索できます。ただ、これを有効に使うには、入力にちょっとした工夫が必要です。つまり予定を後から検索しやすいように、タグを付けるということです。ある時には、「企画会議」と書き、ある時には「企画打合せ」と書くと、会議で検索しても出てきません。このように、記入に際してはちょっとした自分用のルールが必要です。

デジタル手帳の最大の特徴は、記入欄がほぼ無制限だということです。アナログ手帳はどうしても紙面の大きさが制限されますので、記入欄が限られます。毎回の会議や打合せの内容等を書き込む程のスペースが確保できません。そこで、大判のポストイットを利用したり、蛇腹式にしてみたり、涙ぐましい工夫と苦労がついて回ります。あるいは、それ用に別のノートを持ち歩く必要が出てきます。リング式だと、ブランクページを追加できるのでその点は便利ですが、どんどん分厚くなって、携帯に不便が生じてしまいます。その点、デジタル手帳はそういう制約がありませんし、サイズや重さが情報量で増減しません。したら大変です。

一方、デジタル手帳の不便なのは、入力の手間です。PCサイズでキーボードが打てれば苦労はないのですが、それではPCを持ち歩くことになり、それなら手帳を持ち歩く方が、楽ちんです。しかも、起動に時間がかかるため、せっかく思いついたことを、起動時間内に忘れてしまいます。何しろ人間の瞬間記憶は7秒しか持続しないそうです。

シャープもソニーも、この「入力デバイス」の開発について、涙ぐましい努力を重ねてきました。スタイラスで選ぶ方式なんてのもありました。予め予定のフォームを作成しておき、そこから選ぶのです。でも、会議をいつも同じ人間でやるわけでもなく、いつも同じ人が訪ねてくるわけでもないので、フォームの数が膨大になるか、基本的なフォームだけを入れておいて、後から修正します。それも、結局入力が伴うわけで、不便でした。

ところが!

ここにきて、救世主が登場しました。それは、スマートフォンというものです。

手帳にとって重要なこと(やっと本題が出てきました)は、常に我と共にあるということです。どこでいつ思いつくかもしれない発想やアイデアを書きとめたい。しかし昔から言われるように、そのような思いつきや発想は、凡そ紙とは無縁の場所で起こります。あ!トイレは別ですが、紙の用途が違います。風呂、厠、馬上(乗り物)、ベッド等が有名なところでしょうか?

僕はiPodを利用者なので、スマートフォンではありませんが、SoftbankのPocket WiFiを持ち歩いているので、ほとんどiPhone状態で使っています。iPod touchは素晴らしいデバイスです。まず小さくて軽い。iPhoneより軽い。そして、その中に、音楽、映画が記録できて、インターネットへも接続できます。更に、数十万と言われる膨大なアプリケーションが存在し、おおよそどんなものでもあるんではないかと思えます。大体、どこへ行くのも必ず持って行きます。どこにでも持ち歩くのですから、これは手帳としての条件を満たしています。僕は現在、どっぷりとiPod touch + Pocket WiFiにハマっています。



<続く>






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