【映画15】エアー・ベンダー | なんのこっちゃホイ!

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その世界は、4つの国でできていた。気・水・土・火。バランスの取れた世界の上には、精霊の世界があり、普通の人間には見えないが、精霊はいたるところに存在し、人間達を見守り、導き、維持している。その精霊を見る事ができ、話す事ができ、精霊を守る事ができる人間が世界に1人だけいる。彼は「アバター」と呼ばれ、4つの力のベンダーであり、唯一無二の存在であり、かつ死んでも何度でも生まれ変わる。至高の存在である。

4つの国の内の火の国が、世界を我が物にしようと他の世界に攻撃をしかけ、次々に弱い村を支配していった。

そんなある日、南の水の国で、水のベンダー能力を持ちながら、まだまだ修練が足りない少女カミラは、兄と狩に出た時、足下の氷の中に埋まっている球体を発見、その球体の中から、小さな子供が出てきた。彼は全身に刺青が施されており、気のベンダーであった。

火の国の王は、気の弱い息子を国から追放し、アバターを見つけてくるまでは、国には戻るなと命ずる。更に王自身も部下の将軍を使い、アバターを探している。王子は南の水の国でアバターを捕らえるが、アバターの力の前に、みすみすと取り逃がす。

アバターが生まれ育った気の国に戻ったアバターは、国の全てが失われ、人々や師匠までが殺戮されたことを知る。しかも、それは100年も前に起こった事だった。自分が氷に閉じ込められてから、100年も経ったという事か!

アバターは4つの力のベンダーになれるのだが、実は全てを学ぶ前に彼は逃げ出してしまったので、気しか使えないと告白。北の水の国には、強力な水のアバターがいる。彼に弟子入りして、水のベンダーになろう。途中の道々で、火の国に征服された村や町を解放しようと、旅に出る。

一方、火の国の王も、アバターが北へ向かった事を知り、捕らえるべく将軍を派遣。何が何でもアバターを捕えて、面子を取り戻し、国に戻りたい王も、アバターを追って北の水の国を目指すのだった。

こういう、難しい事を考えずにボサーっと見られる映画も好きだなぁー。

この映画、必ず続きができるよ。

監督のM・ナイト・シャマランはインド人だから、インド人をよく起用する。ハリウッドで作ったインド映画みたい。東洋の世界観がこういう映画では必ず摩訶不思議なものとして取り上げられがちだが、理解が間違っていて違和感が大きい。この映画はまぁまぁかな。ただ衣装がなぁ。日本の鎧カブトなんかを使ってるけど、ちょっと違和感あるよね。



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