ソールフード(Soul Food) | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

これでいいのか!?こんなことでいいのか!?


読者のBelowさんから頂いたコメントに、こんなのがありました。Belowさんのアメリカ人のお客様は軍人上がりで、なんでも嫌がらずに召し上がるので、接待が楽でいい。だが、「今日は体調が悪いので、ハンバーガーが食べたい」と仰るのには、びっくらこいた!とのこと。

そこで、はたと考えた。


どんな人にでも、「これを食べたら元気になる!」っていう食べ物があるんじゃないだろうか。それは「好き」とか「好物」というのとは、ちょっと違うような。味覚ではなく、もうちょっとなんか、心の深いところで感じる幸せというか、そういうもの。へこんだ時には、これを食べたら元気になるとか、海外出張で疲れた時には、これを食べたら元気が出るとか。そういう食べ物が「ソールフード(Soul Food)」じゃないだろうか。


日本人には日本人のソールフードがあり、アメリカ人にはアメリカ人の、中国人、韓国人にもそれぞれあるんじゃないだろうか。それは、お袋の味であるとかとは、ちょっと違う感じで。


僕は、サバの塩焼きと味噌汁がそうだと思う。海外出張では現地の食事を取ることが多く、特にインドでは日本食レストランが極めて少ないこともあり、必ずインドレストランでカレーを食べることになる。たとえ中華レストランに行っても、インド風味のカレー味の酢豚が出てくる。辛いものが好きな僕でも、さすがに1週間も10日もカレーが続くと、胃がもたれる。これはきっと、インドのカレーには大量の油が使われており、そのせいで、インド人はメタボになる。その油のせいだと思う。食が進まなくなると、元気がなくなってきて、仕事が嫌になってくる。元気をつけるならきっと肉を食えばいいと思うかもしれないが、インドでステーキはご法度だ。あえてアメリカレストランを探し、ステーキを食べたとしても、元気はでない。こんな時、ぼったるくりにも近い値段ではあっても、日本食レストランで塩サバ定食を食べたら、とたんに元気になる。


きっとBelowさんのお客様は、ハンバーガーがソールフードなんでしょう。


さて、みなさんのソールフードって、なんですか!?