唇寒く、唾はく馬鹿がいる | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。


これでいいのか!?こんなことでいいのか!?


国会論戦がいよいよスタートしたようだ。

昨夜のNHKニュース、その後の古館のニュース番組を見ただけで、全部を見てないので何ともいえないけれど、谷垣さんはじめ自民党の議員さんたちは、やっぱり野党なれしてないというか、与党慣れしているというか、とにかく攻撃が下手だ。一方、総理大臣たる鳩山さんも、野党慣れしているせいか、言い逃れが下手だ。


谷垣さんが、政策を語る度に、唇寒い感じを受ける。100兆円に迫る予算を提示したのも自民党、ここまで国債を乱発して、日本を借金国家にしてしまったのも自民党。現状について、何か語るたびに自らの首を絞めることになる。つまり、天に唾吐く愚か者としか、僕には映らなかった。自民党が攻撃すべきは、そこじゃない。鳩山内閣が閣内不一致、言動不一致を起こしており、さらに、国民の信を問うたはずの「郵政民営化」を、誰の承認も得ることなく、一人の大臣が人事を含めて推進しようとしている現状だ。鳩山内閣は、マニフェストを印籠のごとく振りかざすが、何一つ国会で審議されておらず、真に国民の承認を得たわけではない。しかも、閣内ですら意見の不一致があり、普天間問題一つ取り上げても、総理、外務、防衛の3大臣で、微妙に発言内容がズレている。日銀総裁を自民党が選ぼうとしたとき、民主党は参議院で何といったか!絶対に官僚や元官僚は受け入れないと、頑として聞き入れず、苦しみまくったのは、自民党だ。それが「優秀な方で14年民間にいたから」渡りはやってもいいと、総理が認めたんだから、これこそ大きな矛盾じゃないか。


自民党はディベートが下手だ。


一方、鳩山総理の答弁にも、僕は違和感を覚えたし、不安にもなった。「あなた方には言われたくないんです!」と国会答弁で絶叫している総理大臣。アホじゃないの!今更、過去に自民党がやったことの尻拭きをしてやってるんだと言わんばかりの発言が目立ち、普天間問題は観念論に終始し、自らの献金問題は、警察に協力すると当たり前のことを述べるにとどまる。唯一具体的であったのは、4年後国民が満足しないというならば、政治家として責任を取るという部分かな。まぁ、どう責任を取るのか聞いてみたい。まさか「政治家辞めます」なんて話じゃないだろうな。お前一人が辞めたからといって、国家運営を誤った責任をとれるのか!?何さまだと思っているんだ!?


いいのか!?

こんなことでいいのか!?


双方共に、唇寒い、国会論戦初日でありました。

ただし、僕は国会を全部見たわけでも聞いたわけでもなく、ニュースのダイジェストを見て語っているので、「そら~お前違うよ!」というご意見もあるかもしれません。サラリーマンは、国会中継を全部見ることなんて無理ですから。ゆえに、マスコミの責任は重いのですかね。