ザッピング読書 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

熱も下がり、少し気分が良くなったので、気分転換に本屋へ。

新刊ビジネス書のコーナーでザッピング(立ち読み)だ。最近の本屋さんには、ちゃんと椅子がおいてあるので、立ち読みは今や死語か?しっかり座って読んだ。



オラがアメブロ日記


僕はこういう本に弱いんだ。手帳術とか、ノート術なんてのを何冊買って読んだことか。結果として、どれもこれも大同小異で、買うに値しないということ。で、この本もザッピングである。

ノート術は、どこかで聞いたことがあるような術で、メモ、母艦、スケジュールの3冊のノートを使い分けるというもの。メモは常に持ち歩き、何でも思いついたことを書き込むメモ帳のこと。たいていのメモ帳というのは、そのように使われていると思う。スケジュールはアナログ管理を提唱しており、コクヨがのキャンパスノート型のスケジュール帳を発売しているが、これが薄くていいということだ。確かにあれは薄くていいが、スケジュールの密度によっては、書ききれないんじゃないか。月間カレンダー式は一番脳にイメージしやすいので、僕も基本はカレンダー式だ。しかし問題は、細かな打ち合わせが一杯入る僕のような人は、とてもカレンダー式では書ききれない。スタッフ部門は全体の流れが見られていいかもしれないが、営業職や企画職のように、調整の打ち合わせが多いとこれはきつい。僕は、Yahooカレンダを利用している。携帯電話からでも書き込めるのが便利。フォーマットとしてはGoogleカレンダーがいいんだが、これは携帯電話で閲覧はできるが、書き込めないのは致命的。


さてこれらメモとスケジュールを真ん中で管理するのが母艦と呼ばれるA5かB5のリング式のノート。表紙は硬い方がたってかけるから便利とのこと。しかし、この三冊のノートを有機的につないで使うとあるが、僕には残念ながらぴんとこない。もっとも困るのは、「あのメモはどこに書いたっけ」とか「確か、ここの書いたはず」とかそういう検索に関する問題だ。それを著者は、付箋を使って管理する方法を提唱しているが、僕はやっぱり、一冊のノートに何でも書くのが、合っているようだ。



オラがアメブロ日記

2冊目のザッピングは、三本線ノート術という本だ。著者は、学習塾を経営している方で、有名高校や大学への進学実績を多く持っているらしい。その先生が、よく勉強のできる子とそうでな子を比べてみると、ノートのとり方に違いがあることをみつけた。よく勉強のできる子はノートにも工夫があり、予習、授業、復習が1冊のノートで一覧性をもって整理されている。それらを研究し、ノートの見開き一面(左と右のページ)に3本の線を引き、区分して、そこに記入する情報を振り分けることで、勉強のみならず、仕事や資格勉強にも十分に使えるとして、書かれた本。


あれ?どっかで見たことのあるフォーム。どこかで聞いたことがある話。おお!思い出した。これって、スタンフォード大学かどっかの先生が提唱した「コーメル・メソッド」とまったく同じでないか?ノートの1ページを三つの領域に分けて情報を整理するというもの。確かに、分け方はちょっと違うが、両方共3本線だぞ。


まぁ、それはいいとして、ノートにメモや考えを書きなぐる時、罫線ですら邪魔だと感じることがある。できるだけ文章を書くのではなく、箇条書きや図をいれて発想したい。発想や思いつきを更に発展させたいと考えるからだ。マインドマップほどの凝ったものは書かないまでも、真ん中にテーマは発想を書き、その周囲に線で引き出して更に発想を進めたり、マンダラ式に9つのマスに書き込んだり。つまり自由度が大切だと僕は思っているので、わざわざ線を引いて、領域を分けて、ここにはこれを書き、ここにはこれを、なんてやってられない。


やっぱりA6サイズのポケットに入るノート、できれば無地か方眼がいいけど、罫線しかないので、仕方なく、なるべく大きな罫線A罫を使って書きなぐる方が、僕には向いているようです。