いよいよ終焉を迎えている。
この人、何が悪かったの?
一人ひとり、感じ方が違うだろうから、なかなか一概に言えないと思うので、僕の感想を述べさせてもらう。
①ブレたというが、ちと卑怯
「そんなこと、私の口から聞いた人は、一人でもいますか?」
この人が、このセリフをちょっと勝ち誇った顔で記者に話すたびに、僕はむかっ腹が立って仕方ない。お前が誰かに漏らしたのだろう。でないと、そんな話は、どこからも湧いては出てこないだろう。それをこの言い方で、「私はブレていませんよ」と白を切るのは、卑怯だ。
②空虚で空ろなサミット
外交で、どうしても評判をあげたかったのだろうが、レイムダックな国内情勢は、もうちょんバレですわ。ロシアからはそっぽを向かれ(事実、麻生の顔をみずに、足元を見つめてばかりいたロシア大統領)、頼みのオバマ大統領とは首脳会談もやってもらえず、「へ~い、へ~い」と食事前に談笑していた大統領の所に割って入った。これで首脳会談だと、いくら言い張っても、国民は信じませんよ。この写真では、いったい誰に手を振っているのでしょうか?どうせどっかの官僚か秘書なんでしょう。こんな気軽な挨拶に、答える人は誰もいないんじゃない?
③鳩山総務大臣更迭
こりゃ、まったく理のない判断だ。誰かのプレッシャーがあったにしても、ちとひどすぎる。確かに鳩山さんのやり方は大人気ないとは思うが、それにしても、喧嘩両成敗があってもよかったのでは。しら~っとした顔で、「辞表を持ってきたので受理しました」とは、恐れ入った。
自民党もおしまいだ。
とにかく頭に来たのは、「永田町なんかにいても、票なんか集まらない。委員会のない議院は即刻地元に帰り、票固めをしろ」と言った、自民党の幹部。こいつの頭の中を覗いてみたい。結局都議選でも静岡でも千葉でも奈良でも、自民党が大敗を喫した原因は、麻生首相だという論調を自民党議員が自ら言っているようだが、実は国民が愛想をつかしたのは、自民党幹部に対してなんだ。「早く解散した方が選挙に有利だ」と言ったかと思うと、「いや、公明党の意向もあるから、遅い方がいい」。「麻生じゃ戦えない」。違うよ!お前ら幹部がいる限り、自民党は勝てないのだ。国民の生活が大切だと、唯一言い続けているのは、その麻生総理に他ならない。他の自民党議員の口から出るのは、選挙、選挙、選挙。一体、なんのための選挙なのか!
自民党存続のための選挙なんて、国民の誰もが考えてないぞ!
そこんところを、よ~く爺議員も考えろ。そもそも森なんてのが、まだ実権ふるっているようじゃ、とてもじゃないけど、民主党には勝てないね。まぁ、民主党にも「小沢」なんて化け物もいるようだけど。
麻生さんはある意味気の毒だ。一生懸命やろうとしたんだろう。景気対策なんかも。
ところが、自民党の思惑は選挙一本だから、この総理の足を引っ張る。さっさと解散しろ!人気のある内に解散しろと、馬鹿な自民党議員や幹部が煽る。そんなこと言ってる時じゃない。巷には職にあぶれた人たちがグリーンシートで公園に寝泊りしているのに、お前らは料亭だ、レストランだでくだらない内輪話に明け暮れていたんだ。
報いを受ける時がきたのだ。