ウィッチ・マウンテンとは、アメリカ政府が極秘で運営する、UFOやAlianの研究サイトがある山だ。地図にもない、誰も近づけない場所。
映画は、一隻の宇宙船が地球に墜落する場面から始まる。急いで駆けつけた軍の前には、一隻の宇宙船が。そして周辺から二足歩行と思われる足跡が発見される。しかも、足跡は二つ。エーリアンは二体いる。
ラスベガスでタクシーの運転手をしているジョン。彼は、悪の組織に加担して、ボスの運転手をしていたが、今は足を洗い、まっとうなタクシーの運転手として、地道に生活をしていた。そこへ昔のボスの子分が現れて、ボスが力を貸せと言っていると言う。冗談じゃない、おれはもう足を洗ったんだと、自分のタクシーに戻ったジョンは驚いた。どこからともなく後部席に座っているのは、男女の兄妹だった。この、妹役の子がカワイイ!
彼らは、1万5千ドルという大金をジョンに見せ、「これで目的地までいってくれ」という。通貨取引っていうんだろ?これで取引できるんだろ?
「どこまでいけばいいんだ?」
「あっちの方角だよ。あっち」
「住所を言ってくれよ、でないと行けないよ」
すると兄の方が奇妙な機械をポケットから取り出して操作し始める。
「東経46度37分、北緯・・・・」
「ああ!もういい、もういい。あっちの方角だな!」
こうして兄妹とジョンの不思議なたびが始まった。
途端に、ジョンのタクシーは得たいのしれない連中に襲われる。
彼らは政府の人間で、兄妹を追っているのだ。
突然、兄が眼をつむると、後部座席から霧のように消えてしまい、路上に立っていた。そこへ追跡した来た車がぶつかる。なんと!兄の身体はびくともせず、車は大破してしまった。
「どうなってるんだ!ええ!お前ら、一体何者なんだ」
彼らは地球から三千光年離れた星からやってきたエーリアンで、自分達の星は環境悪化で住めなくなっている。そんな時、彼らの両親が地球を見つけて、地球である実験をするために、データを集めていた。ところが、軍隊は地球を侵略しようと企んでおり、そのためのターミネータを送り込んでいるという。そのターミネータは自分達兄妹を殺すことが目的である。しかし、このデータを早く自分達の星へ持ち帰り、環境を浄化したいという。
そのための船を返してほしい。取り返したい。
そこで、それが隠されているウィッチマウンテンに乗り込んで行くのであった。
ディズニーだけに、どこかホノボノしたムードも漂い、見ていて楽しい。
だけど、感動だとか、アクションだとか、そういうのとはちょっと違う。まぁ、強いて言えば、アメリカのTVドラマ、それもホームドラマ(例えば、ロズウェルとか)の映画版ってイメージかな。
主演のお姉ちゃん、この写真はちょっとスレてますが、映画では中々清楚なカワイイ女優さんでした。でも、15歳というのには、ちょっと驚きですねぇ~!
この映画、好みは分かれるね。
でも、飽きはしないで、最後までは見られます。
評価:★★★☆☆