国立メディア芸術総合センター117億円 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

緊急補正予算が経済対策を理由に今国会に提示されようとしているが、その中に、国立メディア芸術総合センターという建物に、117億円もの予算がつこうとしているのをご存知か。

写真がないのが残念だが、国内のマンガ、アニメや映画なんかを展示する、文化庁主導の美術館だそうだ。候補地はお台場。建設費用は117億円。


緊急補正予算とは、まさにその名のとおり、「緊急」に施策を実施するための補正予算のことであり、なぜこのマンガ、アニメや映画の美術館が「緊急」かつ「補正」なのかが全く理解できない。こっそり入れておけば、分からないんじゃない?という官僚のいつものなめた態度の表れか。あるいは、「あたしゃー、アキバのオタクですから!」と公言してはばからない、おバカ首相のご機嫌とりでしょうか。首相はアキバでアニメやマンガが大好きらしいですから・・・・


運営は独立行政法人国立美術館が外部に委託する。年1億5000万円程度の入場料を見込むほか、企業の協賛金、関連グッズ販売、イベント会場としての使用料で運営費用を賄う予定。これ、年間60万人の入場者数になるそうです。 単純に割り算してみると、お一人入場料は\250ということですが、本当でしょうか?運営費を賄うといいますが、その運営費ってのは、いくらでしょうか?結局、政治主導で器を作ってしまって失敗するのは、建設費の予算を確保することに懸命になって、その後、費用がいくらかかって、どんな事業計画になるのかが、全くできていないこと。そらそうだ。官僚がやることだから、「作るための事業計画」を練るんだもんな。評価じゃなくて。どう考えたって、一人250円の入場料ってことはないだろう。ということは、年1億5千万円の入場料が、すでに「赤字」計画なんじゃないかと思うこと。


こんなザルみたいな予算を通そうとしている総理大臣。この予算が通るか通らないかで、選挙を決めるらしい。


どう考えても、バカだとしか思えない。


企業は、無能・無策な政府のおかげで、必死の経費削減を実施し、単年度黒字を模索しているというのに、この愚か振りはいかがでしょうか!?


高速道路には。77キロの大渋滞が発生し、その間に発生したであろう、無用なCO2はいかほどか。それをTVでみながら、「いいじゃないか!消費が広がれば、景気も回復する。この人たちが、各地のSAやPAで使うお金はいかほどの経済効果を生むのか!」と自慢げにTVで語った自民党の幹部。優先順位を完全に誤っている。その上、渋滞のドライバーがSAやPAでどれくらいのお金を使ったのか、数字で語れよな!数字で!


何でも手前勝手に判断する政治家には、もう辟易として、つかれきりました。TVにはもう、出ないでください・・・・

車を持っていない、僕には何の関係もない経済対策なものですから・・・そういう僕の税金も、大渋滞でCO2撒き散らしに使われているのかと思うと、憤りを禁じえません。