韓国の代理店社長が来日。
いつものように、価格交渉勃発。
韓国ウォンが円高の影響で、約52%変動しており、現在の価格では高くて売れないとの説明をもらった。現在の取引条件は円価なので、比較的ましなドル建てに変更し、さらに現在91円の交換レートをはるかに有利なレートで縛り、そのレートで円価をドルに直した価格で取引しているのに、更に為替変動要因を15%値引きしろという。とても信じられない。
そもそも韓国メーカーで、大型を作っている、あるいは作れるメーカーはいないわけで、そうなると大型は全部輸入品ということになる。ならば競争条件はみな同じ。ドル対ウォンか、円対ウォンか。そもそも為替変動要素とどういう対策を取ろうとしているのか。ただ利益を増やそうとしているのか、どうなのか。
韓国経済の停滞は激しい。しかし、それは今回の金融危機によるものだけではない。外貨準備が計画通りにできずに、国民が個人で持ってるドル(1ドルとか5ドルとか)までウォンに交換してくださいとキャンペーンをやり、必死で外貨準備高を上げようとし、ようやく一定のところまでこぎつけたところで、この為替危機である。やはり対策が遅いのだろう。まぁ、ついてないともいえる。
四の五のと色々と話あった結果、先方の要求を一旦預かり、食事の席で回答することに。
特に理屈も理論もないが、答えを用意して夕食にのぞんだ。
場所は品川インターシティーBにある居酒屋「魚魯魚魯」。親会社が紹介してくれるだけあって、確かに魚も旨いしボリュームもあって、結構なお店である。http://www.ramla.net/luxury_restaurant/gyorogyoro/index.cgi
そこで幻の銘酒「森以蔵」を飲んだ。どうせ価値なんか分からないだろうなぁと思ったが、僕が飲みたかったので注文。小さなグラスにほんの僅かにつがれた酒は、なんと一杯\1,800だった。
食事の前に、当社の回答案を提示したら、広告宣伝費の支援だとか、インセンティブ寄越せだとか、色々言ってる。根気強く、できないし、やる気もないことを説明。まぁ、とにかくこの価格で注文してくださいよね!なんてことで1次会を終える。
まぁ、景気も悪いし、予算もないし、ご時勢鑑みて、これで帰ろうと説得するも、自分が払うからどっかへ連れて行けという。払うわけないだろうが!これまで一回も、そんなことないという前歴があるにも関わらず、ボスが行こうというので仕方なく(?)六本木へ向かう。
そこに1月開店の新しいお店「CLUBティアラ」の呼び込みが立ってたので、価格交渉。大阪人魂をふんだんに注入して交渉した結果、1時間半1万円で交渉成立。颯爽とエレベータに乗り込む代理店社長。いやいや、ほんまに払ってくれるんかい?
かなり女性陣のレベルは高い。ご本人達の了解を得て、写真を公開する。さとう玉緒似のこんなのや、飯島直子やクレオパトラ、京都弁の美人や、大阪弁の美人までいて、90分で7人の女性とお話をすることができた。いやはや、六本木はレベルが高い!これで1万円ポッキリは絶対にお得!でも、場所は教えない。ふふふふ
やっぱり払わない代理店社長にむかつきながらも、とりあえずお店を出て、社長のホテルへお送りすることに。既に深夜を過ぎようとしている。僕はもう、帰れない。
ホテルから会社近くへ戻り、いつものカプセルホテルへめでたくゴールイン。それから妻に言い訳のメールを作成し送信。なんか返事がきたけど、怖いのでみない。おっさん達の「いびき協奏曲」に参加することにして、就寝。