マレーシア出張レポートの第2弾である。
食べ物に不自由なインド人は帰り、香港から日本人が一人やってきた。今度、マレーシア赴任予定の技術者と社長も交えて、焼き鳥屋「炭家」で夕食。
新しくできた店らしくて、まだクレジットカードが使えませんと張り紙が。当社の販社はスバンジャヤという、クアラルンプールの郊外にある。このあたりには、日本のメーカーが多く進出しており、日本人街となっているから、結構日本食レストランは多くて、味もそこそこだ。これまで焼き鳥は、居酒屋メニューの一部であったが、この店は専門店として、串一本から提供している。
マレーシアには、「サテー」という、焼き鳥そっくりの料理がある。一説によると、戦争中に日本軍が占領したとき、焼き鳥を現地人に作らせたのが始まりということだ。でも、サテーは羊とチキンなので、ちょっとイメージが違うが、形はにている。一方で、「バカいうな!サテーは俺達が子供の頃からあったんさ!日本軍が真似して、日本に広めんじゃないのか!」といいきる年よりもいたりして、実に複雑だが、どうでもいいことだ。
味は美味しい。元々マレーシアではチキンは安い。肉もしっかり歯ごたえがあるが、旨みがジューっと出てくるような感じ。焼き方が上手いというのもあるんだろうな。これに焼酎を一本頼んでロックで飲みながら、結構食べた。一人で多分、20本くらいかな~、それで一人あたりRM80(約2000円)は安い。