新製品の記者発表会と代理店セミナーをかねて、事業部長と共に中国へ出張。
朝9時半のJALに乗って一路北京へ。前日の夜、退社前にボスが来て「じゃ、明日からよろしくな。明日は朝が早いねぇ」というので、「いやいや羽田ですから、そうでもないですよ」と僕が答えるとボスが「何言ってんだ?明日は成田だよ。北京に行くんだから」と言われて驚いた。どうも中国というと羽田というイメージがあり、自分の中でも明日の出発イメージが完全に出来上がっており、朝の8時半に羽田空港に立っている自分があった。
まいったまいったと、早朝4時に起きて、始発にのり一路成田へ。なんでこんな不便な空港を作ったんじゃろうか。遠すぎだよな。などとぼやきながら水天宮前で降りると、同行する事業部のN部長も同じ電車であったらしく、「いや~おはよう、おはよう!早くていやですなぁ~」等と挨拶しながらバスにのり、空港へ。
今回は、僕のボスと僕、さらに開発の事業部長と開発部長の4名である。事業部長は新任なので、どんな人が分からないからちょっと不安。でも、経費には厳しいらしい。成田でチェックインすると、N部長も僕もビジネスクラスにアップグレードされていた。当然、僕のボスもそうなっているだろう。ところが、開発事業部長は、安い切符にしたせでか、エコノミーのまま。非常に気まずいフライトとなったが、僕はもう、どこ吹く風でひたすら眠った。
北京到着後、直ちに記者会見会場であるCrownPlazaホテルへ。チェックインをすませて慌しく会見場へ。プレスの数は約50人。順番に発表を済ませていく。記者会見は約1時間で終了。一杯写真を取られて解散。
その後は、4時から代理店セミナーで、記者会見よりは詳しく新製品の発表を。参加者は約70名。盛況だ。セミナーの後は、宴会だ。ほぼ全員参加の宴会は北京らしく盛り上がり「乾杯!乾杯!」の嵐である。これがつらい。中国は。以前よりましになったのは、昔は白酒というマオタイ酒で乾杯させられたが、昨今はワインであったり、紹興酒であったりすることだ。まぁ、ワインを乾杯!ってがぶ飲みするのも、貧乏人の成金臭い感じだが、中国人にはその辺の恥ずかしさは通用しない。
9時に宴会終了。ほうほうの体でホテルへ。マッサージを90分。
翌日は、朝6時半にロビーに集合、9時のフライトで広州へ、その翌日もまた早朝のフライトで上海へ。
新製品発表であったが、多くのプレスやTVの取材に来てくれて、大変成果のある記者発表会でした。