10月8日(水)香港出張 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

10月6日~7日にかけては、もう嵐のように多忙で、分単位でのスケジュールとなった。もう、何がなにやら、頭が混乱してしまうような会議の嵐。インド価格の問題を説明し、社内の産業医から、部下についてショッキングな話を聞き、中東事業の事業譲渡契約書について、法務部と細かい打ち合わせ。更には香港出張のための資料作成。7日はというと、香港出張前の事前説明を事業部長に行い方針の確認と施策のすり合わせ、11月に韓国で開催される「アジア代理店会議」の打ち合わせ。費用が当初予算を大きく上回る可能性が大きいとの報告に愕然とし、どうやって費用を捻出するかと、再び頭痛の種を抱えることに。さらには親会社連結部門のキックオフへ参加し、いよいよ8日に突入。


今日は朝から「PCの社外持ち出し」についての説明会が開催された。上級管理職対象の物で、グループ内の情報漏洩事故がどうしても減らないことから、抜本的な解決を図ると親会社が通達してきたらしい。わが社での漏洩事故は全くないが、危険なインシデント(PCやUSBメモリーの紛失や盗難)は何件か発生しており、わが社でも対策を講じなくてはならないらしい。しかも、これら情報漏洩の最終責任は直属の上司に及び、懲戒解雇や免職もあるということで、全員の心胆をさむからしめた。


結局、顧客から預かった生データをUSBにて保管し、持ち帰る際、ポケットに入れて落としたとか、酒を飲みにいってPCを電車に忘れたり、盗難にあったりしたということが多いらしい。そういうこともあって、全てのPCは暗号化され、USBですら、暗号化された特別なUSBでない限り、PCが認識しないような仕掛けになっている。それでも尚、それを守らず上方が漏洩するというのは、どういうことだろう。


そして最後に会社が取った方策というのは、

①PC内に個人ファイル(もちろん業務用)を保持せず、全てサーバーに移すこと(PCのHDDはOSとアプリだけ)

②業務用PCを社外に持ち出すことは禁止。ただし、海外出張等やむを得ぬ事情がある場合は、上級管理職の許可を得て持ち出すこと

③持ち出したPCには、必要最低限のデータしか入れないこと

などが、発表された。

最終的には全員のPCをシンクライアント化し、例え盗難にあっても、それは唯の箱で、何もデータが入ってないようにするというもの。ここまできたら、もう一体何のための便利なPCなのか分からなくなってきた。どこでも仕事ができるようにノートPCが開発され、どこでも仕事ができるようにと、会社はそれを社員に与えたのに、情報が漏洩するかもしれないから、ノートPCは外では使えなくするというのは、全くの本末転倒であろう。


そんな会議の後、10月のフォーキャスト会議を行い、見込み数値を確認し、キックオフ会議に出席して、下期に向けた達成の決意表明を行い、その後の飲み会は欠席して、急いで羽田空港へ向かう。


羽田発20:30の全日空にて、一路香港へ。香港到着は深夜0:10.ホテルへチェックインできたのは、2時でした。