8月19日(火)i-Podを外して | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。


今朝、ジョギングに出かける時に、いつものi-Podシャッフルを持ってでるのを忘れた。これまで、ジムで運動する時も、ジムが倒産して近所のグランドを走るときも、常にi-Podで音楽か、Podcastを聞きながら走っていたから、何もなしで走るのは、すぐに飽きてしまうのではないかと、少し不安であった。今更戻るのも時間がないので、仕方なくそのまま走ることにした。


近所のグランドを、いつも10周すると、ちょうど30分位で、それにグランドまでの往復が焼く10分。ちょうどいい。そしてi-Podなしで走り始めた。最初は違和感があったが、不思議なことが起こり始めた。頭の中に色々なことが浮かぶのである。仕事のことやら、生活のことやら、とにかく漠然と色々なことが、次々と浮かぶ。どうやら運動することで、脳が活性化されているらしい。


さっそく会社へ行ってから、ネットで調べてみた。分かってきたことは、歩いたり走ったりすることは、脳を活性化することだということ。運動を始めて約5分から0分でドーパエンドルフィンなる物質が出てきて、これで脳が爽快感を感じるらしい。これは結構、効果が長く続き、しかも習慣性があるので、「また爽快な気分になりたい」と脳が思ってしまうらしい。これが、「ランナーズ・ハイ」と呼ばれる「あれ」だ。次に、セロトニン、ドーパミン等が出てきて、いよいよ脳が活性化され、刺激されて、色々と考えてしまうらしい。


ところが不思議なことに、i-Podをつけて走っているときには、そんなこと感じないし、あんまり何にも考えない。多分、i-Podをつけていても同じことが起こっているのだろうが、あまり色々と考えることがない。それは多分、外部の刺激(この場合は音楽)に、せっかく活性化された脳が反応していて、色々考える行為が妨げられているのではないだろうか。


それから数日、電車の中でもi-Podを聞かずに読書をしたり、音楽を聴かずにボーっと窓の外を眺めたりしているが、やはり色々なことが頭に浮かんでくる。メモ帳を片手に、ボーっとしているだけで、色々な考えが整理されたりしている。コツは、何も考えないで、ただただボーっとしていることみたい。すると、頭の中のあちらこちらで、ちょっとしたヒラメキやそんなものが、出てくるようになる。


i-Podを外して、表に出よう!