妻も2連休であるとのこと。暑いし、ゲリラ豪雨とかいう大雨は降るし物騒だし。どうしようかと思っていたところ、妻から「今日は109シネマズはメンバーデーで、一人1300円だよ。それに通勤定期持っていくと、さらに200円割引だよ」という情報を聞きつけた。じゃ、映画館でもいこうか。涼しいし。そんなわけで映画を観にいって来た。
妻の希望を受け入れて「ゲゲゲの鬼太郎(千年呪い歌)」ってのを観る事になった。ストーリーはナンだかよく分からなかったが、確かナントカいう妖怪がいて、その妖怪が人間の漁師に恋をして、別の偉い妖怪のところに行って、人間にしてもらい、結婚して子供も出来て、幸せに暮らしていた。ところが、不漁が続き、周囲の漁師達が「これはあの魔物女のせいだぞ!」などと何の根拠も無く騒ぎ出し、亭主の留守を狙ってその女房を、封印して洞窟の中に閉じ込めてしまう。その時に使った封印の道具と言うのが、「五人ばやし」による演奏であったとな。
その人間になったはずの妖怪が人間をうらみに思い、今でも世間を徘徊しては、人間に悪さをしているらしい。高校生の女の子が、ある夜、下校途中にどこからとも無くカゴメウタを聞いた。この歌を聞いた人間は魂を抜き取られてしまうという都市伝説があった。その日から、その女子高生の身体にうろこが生えてくる。これが「印」ということらしい。だから鬼太郎たち善良なる妖怪は、五人ばやしを再び集めて、この女房の妖怪を封印しようとしてあちらこちらに飛んでいく。
そこからはもう、なんやわからん。でっかい化け物が出てきて、これは人間の怨念が固まったものであったり、緒方拳が演じている偉い妖怪が、実は何か良くないことをたくらんでいたりとか。もう、はちゃめちゃである。
このシリーズの面白いのは、ストーリーではないと思う。意外な大物俳優が、ほんのちょっとだけ、ナンかの妖怪に化けて登場している。「え!今のXXじゃなかった?え~!」とか、「さっきの誰よ?嘘!XX ? そういえばオッパイが大きかったなぁ~」とか、そういう隠し絵探しみたいな楽しさがある。まぁ、どちらにしても正規料金の1800円を払ってみるようなもんじゃないよね。
だけど、田中麗奈って、あんなに綺麗だったっけ?猫娘役だけど、ナンか前作よりは数段綺麗になっていたような・・・・