【映画】ザ・マジックアワー | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。



もうこの映画は、完全な三谷幸喜の世界!冒頭からガンガン笑わせ、グイグイ引っ張られます。


お話はというと、港町・守加護(スカゴ)でクラブ「赤い靴」の支配人を勤める備後(ビンゴ)が、街のボスの女に手を出したばかりに、ボスに捕まり、苦し紛れに伝説の暗殺者「デラ富樫」を知っていると口走ったことから、話は始まる。「じゃ、そのデラ富樫を連れて来い。俺はそいつに用がある」とボスが言い出したからさぁ大変。苦し紛れにビンゴが考え出したアイデアとは、売れない俳優を連れてきて、ボスの前で暗殺者を演じさせること。


こうしてピンチを切り抜けようと、あの手この手で場を取り繕う。俳優はどこまでも「撮影」だと信じて疑わず、ボスは、根性の座った奴と、デラ富樫役を気に入り始め、芝居と現実、撮影の嘘と現実のピンチが交錯し、何がナンだか分からない物語が爆走する。


「マジックアワー」とは夕暮れ時のほんの一瞬、世界が一番美しく見える瞬間のこと。映画のセットのような港町を舞台に、 抱腹絶倒、絶体絶命、崖っぷちの命がけ芝居が展開していく!


文句なく笑えます!

三谷幸喜は、はずさない。お約束通りの、コメディーを見せてくれますよ!


古畑任三郎を映画化して欲しいと、僕は強く願っていますが、その前に「ガリレオ」が映画化されるようです。今日、予告編を観ました。



評価:★★★★★