朝、結構さわやかに目覚めて、ホテルをチェックアウト。朝食食べようと吉野家へ。どうしたものか、朝から牛丼が食べたかった。ところが吉野家には朝は牛丼はないらしい。けっ!である。聞けば、「塩鮭定食」か、「豚丼」かなんかそういうのしかないと。マックも朝からメガマック売ってないから、これもありかもしれないけど、鮭定食は分かるが、豚丼売るならなんで牛丼の売らないのか?こないだカンブリア宮殿に吉野家の社長が出ていたが、一発文句でも言ってやろうかと思いながら、空港バスに乗るべく新阪急ホテルへ。その内、牛丼の件はすっかり忘れた。
伊丹発11時の全日空に余裕で搭乗し、途中気流が悪いからと機内サービスは止めるとのアナウンスが。ところがちっとも揺れない。結局機内サービスはないまま羽田についた。お詫びにドアのところでキャンディー配ってた。なるほど、全日空は儲かるわけだ。気流のせいにして、機内サービスはないとわね。
機内で読んだ雑誌にくだらない記事を発見。
シンガポール航空が世界で始めて導入したA380というどでかい飛行機がある。11月からシンガポール→シドニー線を飛んでるらしいが、これ、すごいデカイ飛行機なので、何と2階席に個室があるとか。その個室には、ダブルベッドがしつらえてあって、お二人様がご利用できる。しかしシンガポール航空は、この個室での性行為を自粛するように乗客に呼びかけているらしい。保安上の都合から壁も薄くて、内部の会話が外に漏れるらしい。そんな中で事に及ばれると、機内の綱紀が乱れるからだとのこと。しかし乗客からは、食事は個室のテーブルで食べられてシャンペンも飲み放題。しかも隣を見るとベッドがあれば、それはそうするしかないじゃないかと、大いに文句が出ているらしい。まぁ、いずれにしてもファーストクラスより高い運賃だそうだから、我々庶民には関係のない話だが、くだらないことでもめているようだ。
以前に読んだ本で、アメリカのキャビンクルーが書いた本があり、その中では、エコノミークラスのトイレで性交に及ぶ乗客が非常に多いと書いてある。しかも乗客だけではなく、スチュワーデスまでがお気に入りの乗客とトイレで交わるという。まったく西洋人というのは、色の白黒は別にして、四六時中発情してしまうようだ。あんなせまいところで、何も無理する必要はないだろうとおもうのだが。
何故飛行機の便器はU型であって、O型でないかという話もまことしやかで楽しい。トイレの便器には世界的に2種類がある。U型をした便器とO型をした便器である。飛行機のトイレでは、重量の関係で水を大量に搭載できない。しかもトイレは搭載した重量より増えるのが当然(分かるでしょ?乗客が出した分ってこと)なので、一回のトイレで、大でも小でも、約牛乳瓶一本の水で処理せねばならない。しかも、大きな飛行機の最先端にあるトイレで流したものを、目詰まりすることなく最後尾のタンクまで流すために、かなり強い吸引力が必要となる。実際にあった話らしいが、O型の便器では身体の大きな西洋人が座ると、隙間がなくなってしまう。そのままの状態でいきなり吸引をかけると、お尻の穴から内臓が飛び出したという事故があったらしい。だから、かならずU型にして、お尻と便器に隙間をつくり、吸引力を逃がすのだそうだ。
嘘か本当かは知らない。