10月10日(水)能率手帳の流儀 | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。




ふいと飛び込んだ本屋で、平積みされていた本を手に取った。僕は手帳使いに非常に(異常に)興味があるので、この手の本は興味がある。パラパラめくってみた。

能率手帳を販売する会社の社長さんの本。手帳には、メモをたくさん書き込む事が重要。誰が見るものでもないので、自分が分かればいいから、字が上手とかは関係なく、とにかく思いつきや発見をどんどん「手書き」で書き込む。これを振り返り、読み返しすることで、人間は成長する。それには、能率手帳が一番いい。


結局宣伝かい!

買うほどの価値ある流儀が書かれているわけではないので、立ち読みで十分である。それに、僕は能率手帳が好きではない。あれほど使いにくい手帳はない。まず、月間予定表だが、




こういう風に左右2ページに上下2ヶ月が並んでいる。こういう並び方をすると、必然的に記入は縦書きになる。しかし時間の流れを見るときに、記述が「縦」というのは、非常に分かりずらい。それに今の世の中、縦書きなんて限られた時しか書かないだろう。それを「頑固」に縦書きを守る姿勢は、よくもあり、悪くもあり。とにかく、使いにくいものは、使わない。





これが週間予定のページだが、小さな時間割が30分単位で書かれている。この割に1時間の予定を書き込もうと思うと至難の業である。そしてここでも、「縦書き」である。使いにくい。


ただ能率協会は様々なフォーマットの手帳を販売しているので、その他の手帳は気に入っているものもある。
ただ、この本の言いたいことは、手帳は何でもいいから、とにかく書け、読め、振り返れということ。それだけのことをあんなに紙面を使って説明しないといけないかい?これが売れているというから、世間は自己啓発に溢れる人達が多いのか、はたまた、道に迷った人達が多いのか・・・・