昨日、日本の支払いのために送金したお金がもう、口座に入金されていた。
早い!なんで?
時には4日かかることもあれば、翌日に振り込まれることもある。インターネットで支払いを終える。
目の前のことを、ごちゃごちゃやってる内に一日が終わる。
週末だ!
しかし質素にいこうと、今夜も自助餐でお弁当。昨日は50元だったのに、
今日は55元だ。おかずは野菜が2種と肉が1種。確かに野菜の種類は
変わったし、お肉も鳥から豚に変わった。酢豚にしたんだ。何が5元の違いを
生むのか・・・・たいした金額ではないが、後学のために聞いてみようかと
思ったが、中国語でどう言えばいいのか分からないし、後ろが並んでたので
やめる・・・これは言い訳か?そうだろうなぁ~
部屋で弁当とサッポロビール1本。ビールの軽い酔いを意識したとたんに、
人恋しくなる。友人のE氏には振られたし。しかたないから、一人で行くか。
僕の家から繁華街である林森北路までバスで20分程度かかる。面倒な
気もしたが、人恋しさには勝てず、バスに乗る。
いつものスナックへ。こないだ「福の神」事件でママにボトルをもらったから
2本あるはず。余裕で飲む。今日は台湾人のお客ばっかりだ。
女性二人組、ずっと日本の演歌を歌っている。うまいなぁ~。
多分、意味も理解して歌っている様子。力のいれどころ、抜きどころがうまい。
酔っ払った台湾老年紳士が、連れてきていた30台後半と思しき、めちゃめちゃ
の美人とダミ声張り上げて、演歌を歌っている。台湾人は演歌が好きだ。
リズムやメロディーが心の琴線に響くのだそうだ。
これじゃ俺の出番は回ってこないかなぁと思っていたら、二人組からリクエスト。
襟裳岬をしっているか?吉田拓郎バージョンなら歌えると応えるとやんやの
拍手。知っとるのか?吉田拓郎。
森進一バージョンは、出だしのラッパのパ~パパパパ~パラ♪が僕は
大嫌いだ。ぶっとぶくらい嫌いだ。拓郎バージョンはテンポも速いしアレンジも
違うので、お二人には御気に召さなかったみたい。
ピースサインの交換が続くだけ。
この店はボトルさえあれば、飲んでも歌っても1100元(3800円)だから
安心だ。1時間半程遊んで、店を出る。時間は11時。もう帰ろうと大通りへ
歩いていると、もう1軒のスナックの前を通ることになる。ここはボトルがない。
誰にも会わにゃええのになぁ~と思いながら通り過ぎようとすると、いきなり
ドアが開いた。ママ登場!「ちょっと!あなたあっちの店では飲んでも、うちは
素通りするつもりなの!」と、上手な日本語で脅される。しかし、何で知ってん
ねん!?きっと前の店のママが「今、帰ったわよ。そろそろ前を通る頃よ」
なんて電話してんだろうか・・・・ 危険だ。
引っ張り込まれる。ボトルもないが金もないというと、「ツケ」でいいという。
「ツケ」とは日本語で「タダ」という意味だがいいのか?と聞くと、はたかれた。
おっぱいの巨大な小姐が二人、新人と称してやってくる。「新人?」
どうみても30半ばやぞ!ママが、「結局お客さんはおっぱいの大きな女の子が
好きってことがわかったから、貧乳(本当にこう言った)はクビにして、爆乳
(本当にこう言った)を採用したのよ。どう?」そんな日本語、誰に習ったんだ?
と聞くと「貴方がこないだ、書いて教えてくれたじゃない!」ほんと?え~~
で、その爆乳娘をじっと見るが、全体に「爆」である。つまり、太っている。
全体に「爆」であって、乳が「貧」ということはまぁないだろうからなぁ~
しかし、何でも「爆」であればいいというものでもないじゃろう。
1時間ほど飲んで、すっかり酔っ払う。爆乳娘もどっかの席へ行ってしまい、
新たな「爆」が隣に座っている。この「爆」はなじみの「爆」だ。日本語がうまい。
一生懸命に中国語をコーチしてくれているようだが、俺はそんな状態でなない。
うるせぇ~!ちっと静かにできんのか!で、カラオケ。「朋友(友達)」という
北京語の歌をやっと覚えたので披露する。となりの「爆」がいちいち歌詞を
発音しながら教えてくれる。うるせぇ~!知っとるわい!ムッときたので帰る。
かなり我がままな客だが、こっちは金を払ってるんだ!ふん!
何でこんなにイラついているんだろう。欲求不満?しかしこの時間ではもうすでに
お持ち帰りには遅い。クラブには売れ残りしかいないだろう。
売れ残りでも同じ値段だというのは不合理だ。12時過ぎたら持ち帰りは半額
とかにならんのかなぁ。
タクシーで帰宅。気を失うように眠る。