瞬発力を使う仕事は、まだまだ駄目な様です。
今日は、そう思わされる日でした。
もうすぐ退社時間となる１時間前に、店長より「牛乳の棚２段目の棚が傾いでいるみたいだけど」と、教えて貰いました。急遽行って見ると、確かに棚が傾いていました。
しかし、その棚上には、牛乳が横に１６列・憶行５列分＝８０本の牛乳が陳列できるだけのスペースが有ります。
確かに、開店中の出来事ですので、満タンに入っている訳では無いですが、それでも80％以上の量は入っていると思われました。
そこで、バックルームへ取って返し、空の牛乳箱をキャリーに乗せ、再び売り場へと戻り、該当の棚に載っている牛乳と、その下の、棚が載っている金具のチュッ科の牛乳を空の牛乳箱に入れ、棚が空っぽになった所で棚の状態を見ました。
見た所、棚を抑える金具と、その位置を決める金具の複数ある切り込みの位置が、何かの拍子にずれ、棚が傾いた事が判りました。
その後の棚の位置の調整は、何無く終わり、再び牛乳を元の位置に陳列し、作業は終わりました。
この間、１０分～１５分は掛かっていないと思います。しかしながら、原因が簡単に掴めない状態の為、素早く行わないと、お客様へと牛乳が倒れ込み、思わぬ怪我の原因にもなり兼ねませんので、事は急を要する事と判断しての行動でした。
しかしながら、作業は難しいものでは無い物の、スピードが要求される作業で有ったのですが、自分の頭の中では簡単な作業で、楽に出来ると思っていましたが、終わってみると、まるで１００m走を終えた後の様に、肩で息をしている感じでした。
どうも、瞬発力が必要とされる作業をした後は、まだまだ燃費が悪い様で、すぐに息が上がってしまう状態にと、まだなっています。
しかし、今日は、その後がちょっと違いました。少し前までで有ったら、椅子に座り、暫く息を整える時間が必要としていましたが、今日はその必要は無く、何も出来ない状態では無く、伝票作業を行い、夕方から出勤のアルバイトへの指示書を書き、今度は、別の売り場の手直しへと、仕事をする事が出来ました。
ちょっとした事ですが、亀の歩みの様に、着実に体は快方へと向かっている様です。
少しづつの変化では有りますが、これでいきなり何でも出来るとは思わずに、ちょっとの歩みでも、前へと進んでいる事を確信しながら、慎重に、前へと歩んで行きたいと思います。