不義理 | 刊行書籍100%増刷、すべて1万部突破のClover出版会長&『9つの質問』コンサルタント 小川泰史

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Clover出版、会長、また合同会社The Agent代表の小川泰史の公式アカウント。出版事業とプロデュース、販促プロデュースのエキスパート。また、問題解決のプロ、本田技研工業、公認書籍『9つの質問』コンサルタントとして多岐に渡る事業を行っております。

【不義理】

ちょっと、ここでは徒然なるままに書きますね。

会社を辞めたい、独立したい。
そう語るサラリーマンの方は多いものです。

しかし、「不義理」をしていないかどうか
を判断基準としてみてはいかがでしょうか?

という私も、過去、サラリーマンでしたが

ある日、何者かの密告によって副業がバレて、
当時勤めていた会社の賞罰委員会にかけられました。

つまり「ルール違反」をしていたのです。

でも、ここでの不義理というのは

「会社の求めることを果たしてきたか?」

ということです。

賞罰委員会、普通に考えると、一大事です。

最適なタイミングというのは
トラブルの仮面をかぶってやってくるものですね。

でも、私は当時の社長から
「お咎めなし」で許されました。

なぜなら、会社にとって有益な存在だと
認めてもらっていたからです。

セールスとしては一定の成績を上げていましたし
会社にプレゼン大会では日本一の冠を
獲得していましたから、多種類の貢献は
していたと自分でも思っていました。

つまり、義理を果たしていたからです。

私を救ってくれて
大きな心で許してくれた当時の社長の言葉は

今でも忘れられません。

これは、当時の社長が、私にかけてくれた言葉です。
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今回の事は、なかった事にしよう。
お前、辛かったんだろう?

離婚のことも聞いたさ。

子供にも会えないんだってな。
辛かっただろう? 

そんな時、人間は判断ができなくなるものだ。

しかも、お前みたいに優秀な人間なら
いろんなところから声がかかるだろう。

優秀な人間、有能な人間ほど
新しいことに挑戦したくなるものだ。

いや、そうでなければならない。

でも、会社の代表である俺がお前を
退屈させてしまったのかもしれない。

申し訳ない。

俺は、お前に期待している。

会社の幹部として育っていって欲しいと思ってる。

もちろん人生の決断は、お前がすることだ。

この先、いい話があったなら、
それに向かっていくのもいい。

お前が決めたなら、俺は黙って頷くさ。

とにかく、今は、辛いときだろう。

数か月、いや1年くらい辛くて成績が
あがらなくたって俺が面倒看てやるから

もし、辛くて頑張れなくても
会社にぶら下がっていたっていいさ。

俺が飯食わしてやるから。

だから、何も気にせずに笑顔でカラッと行け! 

な、小川よ。

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あなたが、もし同じことを言われたら、どう思いますか?

そのまま、もはや適職ではないと気づきながら
不満を募らせながら、心ここにあらずでいたとして

その会社の社長の温かい言葉に、甘えますか?

あの時に、私は、自分の愚かさに気づきました。

だから私は、その社長を
裏切るわけにはいかなかったのです。

私は自分がどんなリスクを背負っても
覚悟して辞める決断をしたのです。

だから、何も自分にできることはなくても
稼げる何かをもっていなくても

~会社に辞表を提出したのです~

自分が独立したい。

人に遣われるのは嫌だ。

そんな理由だけで会社を辞めることだけは
絶対にしないでください。

経営者の立場や想いを理解して
惜しまれる存在として、会社に貢献をしてから

でない限り、それは「不義理」です。

「不義理」をした人でその後
成功した人を、私はみたことがありません。

会社を理解すること。
会社に惜しまれること。
会社に恩返しをすること。

経営者の気持ちがわからないのに
自分が経営者になって活躍できるはずがないのです。

それが、できたなら
次のステージに羽ばたいてください。

その時は、あなたに何か特別な能力がなくても
力を貸してくれる人が、周りにたくさんいるはずです。

最適なタイミングにおいて覚悟を決めた時にこそ

人生のミラクルは、
あなたの前に現れるものだと思います。

ただし、あなたの会社がブラック企業の場合は例外ですが。


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仮タイトル)
『社会のゴミ』と言われたボクだからわかる
人生を変えるコツ

※デザインはイメージです。

が発売される予定です。

小説と自己啓発のハイブリッドのような
本になる予定です。

今後、先行で原稿の一部なども公開していきます。
よかったら、継続してご覧ください。

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小川泰史