こんにちは。
株式会社MTSプロデューサー小川泰史です。
最近、出版の仕事が多くなっています。
主に著者の方の販促のお手伝いが多いですね。
ところで、先日、KADOKAWAとの業務提携の際に
著者のプロフィールについて話題になりました。
また、ある人気出版社の社長と飲みながら
共感の時代のプロフィールづくりの話に
なりましたので一部、シェアさせて頂きますね。
出版業界のプロフィールの書き方は
多くの業種にも適用できるのです。
では、プロフィールを重要視するのか?
それは時代が
「共感の時代に変わってきている」からです。
プロフィールから読み取れる人生のストーリーや
その人の考え方が伝われば、お客様の心を捉えます。
サービス内容が仮に同じだった場合でも
共感した人に、お金を払い「たくなる」ものです。
友人のクリス岡崎さんがよく言うことですが
今は、この「たくなる」力が今は大切なんですよね。
さあ、それではポイントについてお話ししますね。
<実績とエピソードを書く>
つい、自己紹介とプロフィールを混同してしまいますが
プロフィールは「自己紹介」ではありません。
求められているのは「実績とエピソード」です。
「あなたはそのサービスを語る実績があるのですか」
「そのサービスは、顧客の何を解決してくれるのですか」
「そこにどんなストーリーがあるのですか」
これらを300文字で簡潔にまとめることができますか?
試してみると良いと思います。
300文字でまとめてもしっかり伝わるような
プロフィールでなければなりません。
長文で詳細に伝えて、やっと伝わるものでは
何かの要素がまだ足りないということです。
これが、対面などで人に会った時に生きてきます。
300文字のプロフィールであれば
15~30秒で伝えることができるからです。
それができたら、あなたに興味をもって
頂ける確率はグッとあがりますよね。
これは、仕事に関わらず
せっかくの出会いを有効にするためにも
誰にでも大切だと思っています。
サラリーマンの方もやってみてくださいね。
繰り返しになりますが
「あなたはそのサービスを語る実績があるのですか」
「そのサービスは、顧客の何を解決してくれるのですか」
「そこにどんなストーリーがあるのですか」
これらを簡潔になるべく客観的に伝えましょう。
私が考えるポイントは『理屈』と『感情』です。
『ニーズ』と『ウオンツ』に訴えるということです。
「実績」という理屈に訴える部分と、
「エピソード」という感性に訴える部分と
両方を意識して書きましょう。
このサービスが私には『必要』だ
このサービスを申込み『たくなる』
買ってあげ『たくなる』
そんなキモチになれそうか、客観的にみてみて下さい。
<特異で得意なことを書く>
このフレーズは私も他の方のを引用していますが
「特異で得意」いいフレーズですよね。
実績とエピソードが書けたら
「なぜそれを実現できたのか」についても書きましょう。
実績があるということは
それを可能にした「強み」があるはずです。
その「強み」を解説し
コンテンツとして提供するのが書籍だといえます。
その強みですが、ほとんどの方が
調査が不足していて、同じような強みをもった人が
沢山いる場合があります。
ですから、自分の強みに関して
インターネットなどで、調べて同じような人がどれくらい
いるか?などを調査したほうがいいですね。
特異で得意な強みを書きましょう。
<背景・ストーリーを伝えよう>
最近の顧客は「何が解決されるか、得れるか」
だけでなく
「そのサービスにまつわるエピソードにお金を払っている」
のです。
つまり、共感がそこにありますか?
ということになります。
あなたが提供しようとしているコンテンツには
どんなストーリーがありますか?
背景・ストーリーもプロフィールに落とし込みましょう。
それはあなたの過去に眠っていることが多いです。
それがお客様の共感を呼びます。
これだけの事が書ければ
かなり有効なプロフィールになったのではないでしょうか?
自分という人間を「コンテンツ」と捉えて
冷静に主観的にならずに表現してみるということが
大切な時代を迎えています。
プロフィールは重要です。
最後までお読み頂き
ありがとうございました。
株式会社MTS小川泰史
<お知らせ>
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