「決断」し「負け」そして生かされた | 刊行書籍100%増刷、すべて1万部突破のClover出版会長&『9つの質問』コンサルタント 小川泰史

刊行書籍100%増刷、すべて1万部突破のClover出版会長&『9つの質問』コンサルタント 小川泰史

Clover出版、会長、また合同会社The Agent代表の小川泰史の公式アカウント。出版事業とプロデュース、販促プロデュースのエキスパート。また、問題解決のプロ、本田技研工業、公認書籍『9つの質問』コンサルタントとして多岐に渡る事業を行っております。



2012年
自ら決断し負けたことが自分にとって最大の財産になりました。

「いえいえ小川さんにとって飛躍の年でしたよね?」
「一体どこが負けだったんですか?」

外側から見るとわからないことも多いものです。

私はこの数か月、自ら選択した「道」を進み
確実に「負け」を認めざるを得ない状況でした。

ある意味人生において完全なる「敗北感」を味わったのは
初めてだったのかもしれません。

なぜならこれまではどこかでは事象全てを
「他責」にし続けてきたからです。
決断すらも「他責」にし続けてきたからです。

「負け」を認めてこなかった
どこかで「逃げて」きた。


2012年自ら選択、そして敗北


もしも、周囲から「負けた奴」と見えていなかったとしたら


今回だけは

「負け」に対して絶対に背中を向けなかった私に

倒れないように
潰れてしまわないように
ひざまずいた時には

声をかけ
腕を支えてくれた

たくさんの人が周囲にいたからなのでしょう。

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いつも、生かされてきた
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そんなことにやっと気づけたのかもしれません。



■6月から開始した札幌スペシャルセミナーズ

私のセミナーに参加してくださる方々は
ご不満、ご要望、そういったことを
お気遣いのなかでご自身のなかで
消化してくださる方々が多いのではないか?

そう私なりには感じておりました。

~誰も何も言わないのです~

「小川さんがやっているから行きます」
「小川さんからの案内が来るといかなきゃいけないような気になります」

そんな暖かい言葉はかけてくださるものの
不満や苦情、私に言ってくる方は一人もいませんでした。

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きっと言いたいこと、たくさんあるはずなのに・・・
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■セールス時代

思い起こせば私が6か月前までセールスだったときも同じように
お客様は私に気を遣ってお店や私への不満も私には言わず
ただ私を見守ってくださいました。
影で支えてくれたり、そして知らずのうちに
私の実績になるような買い物をしてくれていて
でも、そのことは私には言わず

「小川さん優秀セールスになってねって言っておいて!」

と、ほかのスタッフに言い支払いを済ませ
私の時間を尊重してくださりお礼の連絡をすれば

「私にお礼を言うくらいなら次の見込みの人のところに行きなさい」

と・・・・「買ってあげた」など言う人もおらず

ある日、様々な環境のなかで私が自分の限界を迎え
会社を一定期間休んでしまった時も
休日明けに会社に出勤すると見知らぬ「実績」がついていたものです。

これも当時私の不在時に対応してくれた私より優秀な後輩
ホンダのセールス寺島慶太さんや
日本一のフロントレディ澤出 珠里さん
そして店長、様々な方々のサポートに支えられた基盤があってのことです。

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生かされていたことに気づかなかった自分
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人に頼るということを極端に嫌っていた私は
自分の能力を向上させ、その能力を「誇示」する
ところがあったように思います。

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あたかも自分の力で生き抜いているかのように
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先日北海道初上陸してセミナーを開催いただいた
サニー久永さん(久永陽介)もおっしゃっておりましたが

・生かされていると知ること
・すべてのことに感謝できること

私は、周囲の人や、見えないところで支えてくれている人たちの存在に
目を向け本当の意味で感謝できるようになったのは
この数か月のことだったかもしれません。


みなさんから見えている私の活動や成果

その多くは弊社、株式会社MTSの代表:葉山 直樹をはじめ
幹部、秘書をはじめとする総務の女性、スタッフの個々の能力
何よりも不満も言わずにサポートしてれた工藤 兼一さんがいなければ
成り立たないものばかりでした。

これは謙遜で言っているのではなく
確実に自分一人では成しえなかったものです。

だからこそ私は自ら周囲の気持ちや立場を感謝の上で
察知しなければならないし
自分をもういちど客観的に観なければならない時期がきているな・・・

と思うし

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生かされていることを忘れるな
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そう自分に言い聞かせる


MTSに入社し半年経過しました。

「MTS小川泰史」を入社当時とはまた違った角度からの
客観的判断をしなければならない時が、来ています。


お客様が
スタッフが
取引先が
家族が
恋人が
社長が

~こう感じているかもしれない~
~こうしたらもっと喜んでいただけるかもしれない~
~自分に何ができるか?~

そういう想いを持ち続けること、その気持ちこそ忘れてはいけないし、もし的外れでも、当たっていたとしても

「何か少しでも、今以上に満足いただくために
喜んでいただくために何を考えるのか?」

そんな当たり前のようで、でもついつい忘れてしまうような気持ちを
最近の私はやっぱり忘れていたのかもしれません。

そんなことに気づけたもの

今年、私は自ら選択、そして「負け」たからです。

「負け」も、またチャンレンジ無しは生まれないもの。

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負けたときに、負けを認めたときこそ 大きな財産になる
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それにやっと気づかせていただいた1年でした。

あ・・・

これを書いているうちに12月31日を迎えていました!(^^)!

多くの方々の支えのなかで

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2013年 株式会社MTS小川泰史

また新しい風を吹かせます
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今年もたいへんお世話になりました!



*↑ 半年前の私です(笑)

株式会社MTS:コンサル事業部 統括 小川泰史