大祓式のご案内 | 日吉大社公式ブログ「日々よし」

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日吉大社での日常や日々のご奉仕についてご紹介いたします♪

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

早いもので『令和6年』も 

半分が過ぎようとしておりますが

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて来週、30日は午後3時より

大祓式』が斎行されます。

 

①大祓(おおはらえ)

大祓』は、人々が日々の生活を常に清らかな

気持ちで送れるように、心身の穢れ、その他、

災厄の原因となる諸々の罪・過ちを

祓い清めることを目的としています。

 

中世以降、年中行事の一つとして毎年6月と

12月の晦日(みそかび)に執り行われています。

特に六月の大祓を『夏越(なごし)の祓』と呼びます。

7月(旧暦の6月)22日から28日にかけて

日吉大社の摂社『唐崎神社』で斎行される

みたらし祭り』はこの『夏越しの祓』のお祭りです。

 

 

②日吉大社の大祓式

日吉大社では6月30日の午後三時から

走井祓殿社(はしりいはらえどしゃ)』で行います。

まず神職が『大祓詞』を唱え、

 

切麻(きりぬさ)』でお祓いし、

 

神職が『大麻(おおぬさ)』で参列者を清め、

その後、赤鳥居にて、天下(全国)をお祓いします

 

そして『大麻』や、皆様から預かった『切麻』と

人形(ひとがた)』を大宮川に流棄して

身についた半年間の穢れを祓い、

無病息災を祈ります。

 

 

③茅の輪くぐり

夏越しの祓』では 茅や藁を束ねた茅の輪

立てて、これをくぐる 『茅の輪くぐり』が

行われる神社もありますが日吉大社では

『茅の輪』が設置されません

 

その代わり7月22日から28日に『唐崎神社』で

行なわれる『みたらし祭り』においては

境内に『茅の輪』が設置されますので

くぐることができます。

 

~・~・~・~・~・~・

先週より急に暑くなってまいりました

体調管理に十分お気を付けいただき

また『大祓式』にて身を清めてお過ごし下さい。