祈年祭(きねんさい)を行いました! | 日吉大社公式ブログ「日々よし」

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本日2月17日は祈年祭。昔は「としごいのまつり」と呼ばれ、日吉大社では、春の山王祭、秋の新嘗祭と並ぶ大祭のひとつです。


そもそも「年」とは「稲」を指し、稲作を主とする日本では、五穀豊穣を祈るこの祭は重要な祭礼です。


大きな祭礼の前には参籠(さんろう)といって、神社で忌み籠もります。

期間などは神社によってさまざまですが、当社では大祭の前日は神職全員が参籠致します。


祭典では、宮司が五穀豊穣、また諸産業の繁栄を神様に祈願し、祝詞に続いては巫女による「豊栄舞(とよさかまい)」を神様に奉納致しました。


(雅楽は地元坂本の至誠雅楽会の皆様のご奉仕でした)


神事の後、直会(なおらい)会場では、宮司より御神田の田長(たおさ)に神前に供えた種籾をお渡し致しました。この種籾は田長によって大事に育てられ、5月上旬のお田植え祭にて御神田に植えられます。