『光は天敵』という方が多いようです【羞明・光過敏・片頭痛・自律神経】 | 大阪日本橋 眼科鍼灸の鍼灸ひより堂

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専門家がいない難病?

 

 当院のHPに設置しているアクセス解析を見ると、トップページ以外で圧倒的に多く見て頂いているのが下のページです。

 

<光過敏による頭痛の原因と対策【羞明・片頭痛・偏頭痛・光視症・眼瞼痙攣】>

 

 

こちらは光を過敏に感じてしまう羞明や、それによって起こる頭痛に対する解説のページです。

 

世の中には光を苦痛に感じる方が多いようで、恐らくその数は相対的に増え続けていると思われます。

 

キーワード別に見ても、光過敏や羞明に悩む方が選ぶワードが上位を占めています。(過去3か月データ)

 

 

 その原因としては、PCやスマホを多用することで起こる眼の機能異常を起こした方や、高ストレス社会によって自律神経が失調気味である方が多いためです。

 

また現代はお子さんの育て方も二極化している傾向があり、自律神経を育てるのに必要な屋外活動が少なく、環境が一定の屋内で過ごす時間が多いことも原因だと思われます。

 

四季の変化を常に感じる屋外での活動は、自律神経を育てる環境としては最適です。

 

多くの子どもが強制的に戸外で活動していた昔と違い、生活環境によって大きく子どもの生活環境が違うため、後天的な体質や体力にも大きな影響が出てしまうようになりました。

 

その結果として、環境の変化やストレスに上手く対応出来ない人も大幅に増えているのではないかと思います。

 

 光過敏や羞明は、一度起こってしまうと症状が多岐に渡るため、複数の診療科目を必要とするようになります。

 

そのため医療者側も患者側も対応が難しく、結果的に思うような結果が得られずドクターショッピングを繰り返すようになります。

 

理想的には複数の診療科が連携して対応するか、多方面の知識を持つ羞明の専門家が対応するのが良いのですが、命に関わるような病気ではない為、悩む人自体は多いにも関わらず医学的にも注目されません。

 

 現代医療は保険点数が大きな意味を持ちますので、羞明に対して大きな保険点数が割り振られれば、専門的に取り扱う医療者も増えるでしょうし、もっと研究も進むことでしょう。

 

当院のような街中の鍼灸院の記事が注目されるほど、こうしたことに関する情報が少ないということでもあると思います。