アオハルかよ。
いつもお世話になってるからと、
知り合いの女性から、
気持ちだけ、
と言いながら、
気持ちを渡すような手振りをいただきました。
プライスレス。
俗に言うバレンタインデーでしたが、
このブログをご覧になってくださっている皆様には、
何か心ときめくことは起こりましたでしょうか。
義理とか本命とかより、
日頃の感謝を伝え合う機会のようになってたりもしますね。
むしろその方が圧倒的に多いのかもしれません。
中学生ぐらいのとき、
学校にお菓子を持ってきてはいけないという校則がありまして、
お菓子のゴミとかが見つかると学年集会とか開かれたりするわけです。
学年主任、学年副主任の先生が注意をするわけです。
周りの各クラスの担当の先生も厳しい表情をしながら居るわけです。
僕ら生徒たちは真剣な様子を表出しながら聞きます。
「もうこんなことで集会は開きたくありません」
それらしい学年主任の先生の締めの言葉に、
「そんなことで集会開かなきゃ良いのに」
なんて思った生徒もいたはずです。
僕です。
そんな校則に忠誠を誓わされていたのにも関わらず、
バレンタインデーという日になると、
女子生徒たちは思い思いにカバンや荷物に紛れさせてチョコやお菓子を持ってくるわけです。
みんな明らかにいつもより荷物が多い。
先生は知ってか知らずか、いつもと変わらない様子で接します。
大半が女子同士で交換する、いわゆる友チョコが行われていたけれど、
男子からすると朝からドキドキの展開なわけです。
下駄箱から、教室のロッカー、机の引き出し、
さりげなく、ほんとにさりげなくチェックするわけです。
隈なく。
机の左奥、右奥、
チロルチョコの1つでも、と思いながら手探りで。
机の中覗き込んだらバレますから。
意識してるの。
カッコ悪いと思ったりするわけです。
だからこそ、指先に意識を集中して机の中をサーチするわけです。
何もないときは本当何もないですから。
容赦なく。
親に合わせる顔がありません。
しかし、あるときは本当にあって、自分にも回ってくるんですよ。
クラスの雰囲気とか、いつも一緒にいる女子グループのニヤニヤしたような雰囲気で、なんとなく伝わってくるわけです。
ただね、そういうのを素直に受け取れるほど僕は強くなかったですから、
意地でも気付かないフリしたりしましたね。
恥ずかしいですから。
いま思うと、そのときくれた友達には悪いことをしたとも思いますが、
今でも時々連絡とったりする数少ない友人ですよ。
それでね、
長いことツラツラ文章書いてしまいましたが、大事なのはここから。
女子の中には先生に渡す人も結構いて。
放課後とか職員室周りに女子だかりができていたりして。
でね、
お菓子のゴミ事件で学年集会まで開いて、
厳しい顔をしていた先生たちが、
まんざらでもない顔でもらったりしてるわけです。
おーい、
校則どこいった。
逆に学年集会開きたくなりました。
あの、バレンタインデーだけお菓子に関する校則が緩くなるの、
なんなん。
長くなりましたが、皆様にとって素敵な日でしたら幸いです。
では。
アオハル日和