先々週、仕事でトラブルがありました。

私の技術と経験不足が招いた事で
一歩間違えたら、救急車というミスをしたのです😨

その場でリカバリが出来、結果オーライだったのですが

何であの時、あぁしたのだろう?
何であの時、こうしなかったのだろう?
この先、これが元で不調が出てしまわないかな?
と、思考は過去へ戻り自分を責め
未来へ行き不安と恐怖に襲われ・・・

「大丈夫だったじゃ無いか」と言い聞かせても
すぐにグルグル思考へ引き戻されてしまう・・・という状態になりました。

その後、自分なりのストレスマネージメントが功を奏して、一旦落ち着いたのですが
そのミス関連でのダメ押しな出来事が後日あり

食欲がストップし、寝付けない&眠りが浅い&早朝覚醒というストレス症状が出て来ました😑

そして
不安な気持ちで夜勤をしていた時の感覚
過食嘔吐しながらも、仕事を頑張っていた頃の緊張感などなど・・・
過去のツラかった気持ちや感覚(身体感覚も)が襲って来ました。

あの頃はもちろんの事。
今もストレスへの耐性が低い自分を実感しました。




このストレス耐性の低さって
うつ病罹患者もそうなのだけれど、依存症や共依存症の方にも当てはまると思います。


ストレス耐性や回復力と、親子の愛着は深い関係にあります。

愛着とは、ざっくり言うと
不快の感覚を受け止めてもらい
安心させてもらう行為で
それによって、ストレス反応を落ち着かせてもらっています。

適度なストレスは、耐性を作るので良いものなのですが・・・
不快な感覚をあまり受け止めてもらえず、安心させてもらえていないと、慢性的なストレス状態となり
それが元で、脳の神経細胞が死んでしまいます。
(脳が萎縮すると共に
じんわりとした幸せを感じ、ドーパミンの暴走を止めるセロトニンも減ります。)

脳の神経細胞がダメージを受ける事で、ストレス反応を治める働きをする前頭前野がうまく働かなかったり
少しの刺激にも、扁桃体が過剰反応するようになってしまいます。

なので、更にストレスでダメージを受ける・・・という悪循環😢



依存症や共依存症になる方というのは、
幼少期、ツライ環境で育つか、過保護・過干渉で親にコントロールされて育つかして来ています。

ツライ環境で育った子は、無視されるか暴力を振るわれるかなど、安心・安全体験が少なく

過保護・過干渉な環境で育った子は、条件付きで育てられるので、ネガティブ感情の表出を規制されていたりして、やっぱり安心・安全の体験が少なかったりします。

そうすると、十分な愛着形成が出来なくて
ストレス反応が常に高いレベルで起動している事になります。

そうして

・少ないセロトニン
・敏感な神経
・過去、沢山経験して来た安心安全じゃ無い感覚の記憶

これらが、私達のストレス耐性を弱めているのです。

依存症の方は、そこから逃れる為に
快刺激を求めるのだと思います。
(快刺激は、扁桃体を落ち着かせてくれます。)

共依存症の方は、ダメなあいつをお世話する事で報酬欲求を満たしたり(快刺激)
幼い頃もらえなかった愛着形成のやり直しがしたくて関係性依存になったりするのだと思います。




今回の出来事で、ストレスに過剰反応を示す自分の身体を目の当たりにして
自分の脳神経系のダメージを改めて実感し

自分を育て治すのって、時間かかるんだねぇ〜
と、しみじみしました😊


共依存症の方って、完璧主義なので
完璧にストレスに強い自分になろうとするのですが

その行為自体が、自己否定→神経細胞へのダメージになるので(笑)

私は、この弱っちい私をただ感じて受け入れて行きます❤

↑これ、安心体験になるんですよ!

依存症の回復に一番大事なことは

 

 

良いと言われる「方法」をさせることではない。

 

 

 

安心することを増やす



ってこと。


・・・・・・・・・・・・


と、らいくみさんも、ブログで書いてます。


ほんと、これ!


依存症にも、ストレス耐性にも、これ!


これが1番大切です😄




ちなみに。

今日のらいくみ塾@東京では、

このストレス耐性と依存症について力説して来ました😁



ちづ


依存症支援セミナー らいくみ塾 東京セミナー
【主催者:ひろえ&ちづ】

日    時 9月13日(日)13:20〜16:45
場    所 田道住区センター 三田分室

(東京都 目黒区 三田2丁目10-33)

             JR/東急目黒線  目黒駅 より徒歩7分
参加費   1500円

お申込み制となりました!

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ご質問はhresuper☆rakuten.jpへ!

(☆を@に変えてください)