うつ病になる原因のひとつとして、考え方(認知)の偏りがあるとされています。

非適応的な認知(偏っている思考クセ)があるから、物事を偏って捉え
そのせいで苦しくなったり、悩んだりと生きにくくなる😢

認知行動療法は、その偏っている思考クセに気づき、それをちょうど良く調整して行くという心理療法で、
様々な精神疾患に幅広く、世界中で使われています。


今読んでいるこちらの本に
【偏っている思考クセを整えている人の方がうつ病の再発が少ないのでは?】という視点で調査をした結果が書かれていました。

すると

偏っている思考クセが沢山あるかどうかよりも、マイナスの思考ループでクヨクヨといつまでもエンドレスに悩むかどうかが、再発に関係している

という結果が出たそうです😳



だから、マインドフルネスやACTで、
思考を流したり、
思考では無く【今ここの体の感覚】に意識を集中したり、
考えに巻き込まれずに距離を置くという手法が効くのですね。


松丸先生流の自己受容も、ACTと同じて
傷を癒やしたり、どうにかするのでは無く
ただ、そのまんま観る。という事を教えています。

私は、それを日々の中で行う事でのパワフルな効果を感じています!

脳科学的な観点から見ても、クヨクヨとエンドレスに考え続ける事は、ストレス状態が続く事になるので、コルチゾールというストレスホルモンが出続け、やがてそれが脳の神経細胞を壊してしまいます。

なので、負のグルグル思考を止めるという事は、とても大切なのですよね😊




ちなみに。

松丸先生流の自己受容って、【どんな自分をも肯定する事】とは少し違います。

ダメな自分にオッケー!
こんな自分でもイイー!

というのは、自己肯定だと私は思っています。
(アドラーの定義する自己受容は、ダメな自分も受け入れる=オッケーする。という感じなのかな? チラリと調べた所。


松丸流自己受容って、メタ認知なのです。

自分は、○○なんだな
自分は、○○な自分をダメだと思っているんだなと、距離を置いて眺めている事が、自己受容なのです。

自己肯定をしなくても、自己受容をするだけで
心が安定し、結果、自己肯定感が上がって来ますよ。

負のグルグル思考も、『私は今、○○と考えているんだね。○○と考える自分はダメだと自分を責めているんだね。そして、責めている自分を責めているんだなぁ。』と、いちいち細かく観察して行くと、何だか受け止めてもらっているみたいな感覚になって来て、やがて気持ちがほっこりして来ます。

自分の1番の味方は自分だし、
自分は自分を見捨てないんだな、という感覚になるのです😊
そうすると、勝手に癒やされて、グルグル思考も治まります。


認知再構成も、すごく有用な治療だと思っていますが、松丸流自己受容そしてACT療法は、個人的にはとっても良い療法だと思っています✨

ちづ



らいくみさんが講座や、依存症支援のらいくみ塾で教えている自己受容も、松丸流自己受容と同じです😄

依存症問題で悩んでいる方
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