先生との相性ってどんなところを見ればよいのでしょう?
3月から働いているジムで、マンツーマン指導の研修中です。
今はロールプレイング研修なので、担当の社員がお客様役になって、体の悩みや普段やっているスポーツなど架空の設定をしてくれて、それに合う種目や強度・説明ができているかなどのチェックを受けます。
色々なパターンを知っていたり判断できないといけないので複数の社員が担当してくれます。
そんな中で改めて気づきがありました。
社員は若い方が多いですが確かな知識と技術がある人ばかりです。
研修を受けているうちに完全に意見一致するときと、少しハテナ?というときが出てきました。
ハテナ?となった社員の何回目かの研修でやっとわかりました。
その人は触覚優位のようなのです。
意見が合ったり、違和感なく納得していた研修のときは私と同じく言語優位な人の場合。
触覚優位な社員は動作の補助が上手く、説明が少なめです。
私の研修をしてフィードバックをしてくれた時に
「初めての人にそんなにいろいろな説明してもわからないから…」
と言われた時に少々引っかかっていました。
私は大人バレエでもトレーニングでも言葉で説明するところが「わかりやすい」と言ってもらえているので、説明は大事だと思っています。
逆に私のレッスンと相性が悪い人は触覚など体感が優位な人。
だから、通うスタジオを決める時にレッスンを見学・体験することは重要です。
言語での説明が得意、動きを見せることが中心、生徒の身体に触って直してくれる…
先生は生徒に上達してもらいたいと思って教えるはずですので『良いと思う』教え方をするわけです。
そこで言語、動作を見せる、生徒を直すのどこに重点を置いているのかによって、先生の優位な感覚を見抜けると、自分と相性の良い先生かどうか判断しやすくなります。
もちろん、自分が言語優位でも、この先生に習いたい!と思ったら相性など考えず飛び込んでみてください。
『ちゃんと教えてくれる』先生がいいなぁと思っていたら、優位な感覚に合わせると満足度は高くなると思います。
時々相談されます。
「〇〇先生は説明が少ない」
「ちゃんと教える気がないんだと思う」
「質問に答えてくれない」
「踊りはきれいなんだけど…」
などなど。
もしかすると、その先生は言語化することが得意ではないタイプの人かもしれません。