ルティレ、パッセで骨盤が歪んでしまう人に多いのが膝を上げようとすること。
もちろん、正しくできたら膝を上げる感覚もあるのですが、元々股関節が硬かったり脚を上げるのが苦手なタイプの人は膝を上げようとすると骨盤ごと傾けてしまいがちです。
なぜかと言うと、硬さの原因が元々股関節がきちんと動かせていないところにあるから。
そこに「膝をしっかり上げて」と言われると本当のルティレの動きと違うものになってしまうのです。
股関節の可動域を上げるだけでは難しいので、正しく動ける意識の仕方をすることが必要です。
身体が硬い人と、ぐにゃぐにゃすぎる人には違うアプローチが必要な時も、同じ方向性で良い時もあります。
皆が同じやり方ではちょっとうまくいかないこともあります。