それ、休みじゃないじゃん、と言われそうですが。
教えを休んでいる間に来年の発表会の準備を始めていきます。
まずは大人バレエの生徒たちは『白鳥の湖』から1幕の王子の友人の踊り(パ・ド・トロワ)をやることは決まっています。
あとはここでも書いていたジゼル。
ジゼルは古典の振付をそのままやりますが、生徒達はそうはいきません。
振付を考える前の準備がIMSLPでスコアを探すところから。
去年12月にオーケストラの演奏会で歌って以来、音楽の仕組みへの理解が深まりました。
それ以前は主旋律とベースしか聴けていませんでした。
特に録音だとボリュームの小さい楽器は聞こえづらい。
楽譜を読み解くと、その曲のそこでこの楽器が主旋律を担っている意味とか、同じメロディを違う楽器にバトンタッチしていく意味とか、そういうことも考えるようになります。
同じメロディでもヴァイオリンとフルートでは音色が違うでしょ?
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ここでヴァイオリンとフルートを並べたのも音楽をわかっている人なら理解してくれるはず…
以前にピアニストの方が投稿されていた言葉が印象に残っています。
『タイスの瞑想曲はヴァイオリンの曲なんだと思った』
作曲家が表現したかったことを少しでもくみ取りながら、アマチュアの生徒に合う振付を考えるのは楽しいです。
本番までに出来上がっていく様子、本番で皆がキラキラしている様子、毎回やりがいを感じています。
さあ、次はどんな作品になるでしょうね
いよいよ明後日手術、明日は通常通り指導です。