遅くなりました。


昨日の答えです。


①踵が入るようにソールをしならせる。




②ボックスの硬い部分を少し柔らかく
この状態で私のポワントのならしは終わり。
レッスンへ持っていきます。


そしてもう履かないポワントで悪い例を。

よく、「ドゥミポワントをやりやすいように」とこの部分を柔らかくする人がいるのですが、ここを柔らかくしてしまうとポワントを履いている意味がなくなってしまいます。
土踏まずを持ち上げてくれて体重をささえてくれる重要なところです。
だから基本的に土踏まず〜踵よりのところまで硬いソールが入っているのです。
そこを折ってはダメです。
大人バレエで多いように思います。
いわゆる『指立ち』という状態は中足骨、足関節、アキレス腱、ふくらはぎ等に余計な負担がかかります。

こういうのはNG。
Rクラスやグリシコはとてもとても硬いシューズがあるので多少はしならせてもよいですが、グニャグニャにしたらそのポワントは自ら壊しているようなもの。

プロのダンサーは足が強く、自分のキャパシティをしっかり把握しています。(たぶん…そうでない人もいるかも知れません)
ジャンプが多かったり、ドゥミでいることが多い踊りの本番にすぐに履きたいときに色々加工する動画などがネット上にたくさんありますが、基本的にそういうものは真似しないほうがいいです。

ちなみに上のもう履かないシューズもジャンプが多いバリエーションで履いたため、見た目より柔らかく基礎レッスンには適さない状態になりました。

皆さんのポワント、ちゃんと扱えていますか?