月曜日はスポーツクラブのレッスンです。
もう、担当し始めて何年かになります。
ここ何年かは注意すると皆さんできるのに、1回目は音楽を聞いているのか聞いていないのか、わからないのか…といった感じになることが多いです。
「もっとここに気をつけて、こういうふうにやってほしい」
と伝えるとすぐにできます。
なぜそんなに細かく注意するのかというと、音楽と動きが合っていないと踊りがぼんやり、やる気のないように見えるのです。
音楽と動きが合っている、合っていないはわかるのに合わせ方がすぐにはわからないのですね。
音と動きがズレていることに気づいて、「えーっと、いいのかな…」ととりあえずやってみるのは悪いことではありません。
動きを止めるよりずっと良いです。
そこまでできるなら、「もっと」「もっと」と言うのも先生の役目。
音楽と動きが合うと相乗効果も生まれて上手く見えます。
実際にその方が上手と言えますし。
スポーツクラブのバレエと言うと【スポクラバレエ】と揶揄された時代もありました。
自分の先生にも「スポクラじゃあね」と言われて悲しい思いをしたこともあります。
でも、今のスポーツクラブのバレエはきちんと指導される先生か増えて、基礎をきちんと習おうと習い事として取り組むメンバーさんがほとんどです。
だから身体のことだけじゃなく、バレエの考え方や音楽のことまで教えたい。
スポーツクラブだけどレッスンで手拍子してリズム練習をすることもありますよ。
バレエを運動にするためにも音楽は欠かせない要素ですから。
踊りとしてやる、運動としてやる、体型や姿勢を良くしたい、どんな理由でやっていても教えることは【バレエを上手になる方法】なのです。