大人のクラスは年、数ヶ月単位でアップの内容を変えていくのですが(ジュニアはもう少し短期間)
ここ数ヶ月はフロアバー(寝転んでバーレッスン)を中心にやっています。
ひよこ座の生徒はほぼ全員ヤムナボールを持っているので、日々のケアができているとストレッチにはそんなに時間をかけなくても大丈夫。
そんななか、私にも発見がありました。
骨盤は床に安定させて脚を動かす。
言葉だけだと単純に思えるのですが、
・骨盤の形状
・股関節の位置
・どうやって動くのか
などの感覚に個人差があることがわかり修正できました。
例えば、「お尻をしっかり床につけて」だけでも人によって違ってしまうことがあります。
骨盤がまっすぐだと、どこにどのように圧を感じられるのかをわからないと良い姿勢は保てません。
「まっすぐ立って」が人によって違ってしまうのと同じですね。
寝る姿勢も間違っていたらせっかくのフロアバーも効果半減です。
骨盤の安定、手足・頭を伸ばす感覚、動かす感覚を感じてからのバーレッスンは姿勢などの注意が減るので進行もスムーズ。
※気になることがあると説明が長くなるため
私自身が受けたクラスで
「もっと太ももから脚を動かして」
と先生がおっしゃることがあるのですが、多くの受講者が太ももあたりに力を入れてしまいます。
それが癖になると無意識に力むことにつながり、股関節の動きが悪くなるのですが、フロアバーはそういった間違いに気づくチャンスにもなります。
身体にかかる重力の方向の違いで気づきがあったり、動きやすくなったり。
闇雲にレッスンをたくさんやるのではなく、内容で質を上げていきたいですね。