音楽とアクセントについては何回か書いています。


今回はそのアクセントの直前のことについて。


大人の方からよくある質問。

「ここでポーズと言われますができません」

「音に間に合いません」

「いつも遅れていると言われる」


多くのケースが準備の時間を考えていません。


『プリエを踏む』等と言われるタイミングのことです。


私はあまりこの表現は使いませんけれど。

なぜかというと、プリエを踏むという言葉を使うとほとんどの人がプリエで動きが止まるからです。


プリエもパも、ポーズも、全て動きです。

動きづらいペース、動きやすいペースというものがあります。


あまりにもやりづらい組み合わせやタイミングでは、できるものもできません。


そのタイミングを掴むのに音楽が助けてくれることもあります。

だからリズムも大事。


アクセントの前は『無』ではなく準備だったり、アクセントではない動きがあります。

全て全力になってしまうとそれがなくなってしまうので動きづらくなります。


ある程度動きを覚えたら、リズムとアクセントを意識するほうがうまく繋げられます。