今日は9月の発表会のリハーサルでした。
身長で2つのパートに分かれていて、その1つのパートの人だけで集まってもらいました。
音楽の分析と、それと動きが合っているかを細かいところまで考え、動いてみるということをやりました。
発表会などの作品は、曲のテンポが途中で変わったり(リタルダンド、フェルマータなど)、拍子が変わったり、普段のレッスンとは違う点もあります。
録音の場合はその変化も覚えておくと不安要素が減り、思い切って動くことができます。
また、発表会が初めての生徒や経験が少ない生徒もいるため、慣れていないと音楽の細かい部分を聴き分けることが難しい場合もあります。
宿題として、使う曲のオーケストラの演奏の動画を映像とともに観ることをおすすめしてみました。
音で聴くだけではよくわからなくても、動画だと主旋律を演奏するパートやソリストがアップで撮影されることが多いので、どんなふうに演奏されているのか知ることで音楽の聴き方も変わることを期待しています。
また、今回の『ロミオとジュリエット』dance of knightsは低音の楽器が活躍するため、拍子を数えたときと低音楽器の音の出方にタイムラグがあり、聞き慣れていない人はそれでカウントがわからなくなるようです。
派手な回転やジャンプはない振り付けですが、勉強になることがたくさん。
発表会が終わったときには生徒達は大きく成長していることでしょう!
もう今から来年の発表会が楽しみになっています。