SNSでクラシックはハードルが高い、初心者に不親切、高尚なものだから…などはよく話題に上がります。


今回は観る、やる、両方について。


私の生徒はほとんどがアマチュアで、趣味を本気でやっている人々です。


担当するクラスにプロを目指すジュニアもいます。


私はプロのダンサー経験はありませんので、主に身体づくりやバレエの基礎をしっかり指導する役割と思って指導しています。

表現だったり、ステージング、カンパニーとの契約などについてはスタジオの経営の先生のほうがご指導できると思います。


アマチュアでも、基本的に指導しようとする内容は同じです。

なぜかというと基礎は同じだから!


目指すものがプロになれるレベルなのか、その人自身の中での上達を目指すのかという違いくらいで、そこまでに指導する方法や強度・難易度をクラスや生徒によって変えることはあっても、クラシックバレエの基礎を変えるわけではありません。


つまり、バレエを習うことは誰でもできます。



そして観るほう。

『バレエは難しい』

『クラシックは難しい』


よく耳(目)にします。

これねぇ、個人的には細かいことはわからなくても良いと思っています。

わかったほうが楽しめるかというと、場合によると思うのですよね。

あと、主観は絶対入ります。

となると、最終的には好き嫌いが分かれたり分かれなかったりするだけではないですかね?


というわけで、誰でも、ぜひ観てもらいたい。

興味を持って、チケットを買っても良いと思えたら劇場へGO!です。


詳しく知りたくなったら、あとから調べたらよいのです。

先に知りたかったら今は調べる方法がいくらでもあります。


もし服装やルールが気になったら、それもネットで検索したら大体のことはわかります。

拍手のタイミングは大勢が拍手しているタイミングに合わせれば大丈夫。

どんな趣味でも最初はみんな初心者。

だんだんわかればよいのです。


バレエは高尚なもの!という人々もいますが、身近に感じる人がいたほうがバレエ界が盛り上がります。

客がいなくてはバレエ界は衰退してしまいますから。

バレエも気軽に観に行く人が増えて欲しいと思います。