カウントの数え方。
これまた長くなるので2回に分けます。
まずは二拍子系から見ていきましょう。
アナログですみませぬ…

音程がなくリズムだけのこのような図を『リズム譜』といいます。
左端の数字は下の数字が〇分音符、上の数字は1小節にその長さの音符がいくつ入るかを表わします。
四分の四拍子は、1小節に四分音符が4つ入ります。
赤い字は拍、点は裏拍、緑色がバレエのカウントの取り方の例です。
同じ拍子の曲でも、メロディや曲調・テンポによって数え方が違います。
四分の二拍子も拍と同じように数える場合と1小節がカウント1になる場合があります。
今回偶数の拍子に八分の六拍子が入ることを不思議に思う人もいるかもしれません。
音楽の経験者は八分の六拍子を『大きな二拍子』と表現することもあります。
こういう感じです。

アレグロの八分の六拍子はこの画像の下の段のリズムを知っているとリズムが掴みやすいです。
四分の二拍子とはニュアンスが違いますが二拍子的な取り方をするということです。
アダージオでも八分の六拍子を使うことがありますが(ジセルのペザントなど)、三拍子のように聴こえるケースもありますね!
左寄りの2小節はアレグロのとき、丸のついた数字がカウントを数えるところ。
右寄りの2小節はアダージオのイメージのカウントです。
点は裏拍ではなく弱拍です。
次回は三拍子をやっていきます。
画像だけじゃわからないよ!という人はレッスンに来てもらえたら曲と動きを一緒に説明できますので。