9月本番の『ロミオとジュリエット〜dance of knights』振り移しが一通り終わり、ある程度振付を覚えてもらったところで細かい練習に入りました。


私のよくやる進め方は、先に振付を知ってもらって、こういう雰囲気でやってほしいという考えを理解してもらいます。

曲の感じ方は人によって違いますからね。


そこからどうやって見せるか、顔の向きやタイミング、アームスの通り道など細かいところを決めていきます。

ここは、プロは1回〜でほぼ作っていきますがアマチュアの方は振りを覚えるのに時間がかかります。


今回は露出の少ないロングドレスのお衣装ということもあって、「チュチュを着るのは抵抗があるけれど、ドレスなら出たい」と言ってくれた発表会経験の少ない人もいます。

まずは基本のポジション、それをこう発展させてこの立体的な形になる、と順を追って説明します。


いきなり「顔をつけて」「上半身をもっと使って!」ではそれっぽいものしかできません。


そして、基礎がどんなにしっかりしていても、完成形がどの基本からの発展か繋がらないと崩れたものになってしまいます。


ザッと振り付けただけではいわゆる『表面を真似たもの』になってしまいますが、これから理解を深めてそれぞれの『踊り』にしてもらいたいと思います。


揃っていると言っても軍隊のように揃えるのではなく、個性がありつつ揃っていてかっこいい作品を目指したいと思いますニコニコ