昨日のひでっち先生のブログを受けて。
私が以前に生徒から
「グラグラしながらバランスを取ると揺れを止める筋肉が鍛えられる」
「バランスは止まって」
と指導する先生がいるという話を聞いていますが、私はこのような指導はしていません。
グラグラする練習をしたところで、余分な筋肉がつき、バランスの取れない練習を繰り返すことになるだけです。
揺れを無理に止めようとしたら、ムキムキとした筋肉を育て、筋肉に力を入れる練習になるだけです。
引き上げがちゃんとできていたらバランスは取れます。
引き上げがちゃんとできていたら脚の形はきれいになります。
ひよこ座の生徒たちが脚がまっすぐでふくらはぎの膨らみの位置が高く、足首が引き締まっているのは指導の賜物だと自負しています。
そしてさらに磨くためにレッスンに取り組んでいます。
まだ通い始めたばかりの皆さんもこれから頑張りましょうね！
脚の形がきれいということは良い使い方ができているのです。
トレーニングを知る前の私は外腿ムキムキ、ふくらはぎは太く「りっぱなふくらはぎだね」と言われる始末。
トレーニングをする人たちからは「それでバレエやってるの？」と言われるほど筋バランスが悪く、体型バランスも悪かったです。
実は本当にここ数ヶ月で、ずっとクッキリしていた私の鎖骨があまり見えなくなってきました。
骨格が正常な位置に戻ったからです。
脚や骨盤のアライメントが正しくなくて、胸や首がこっていると鎖骨が引っ張られるので骨が目立ちます。
以前から、骨格模型と自分が違うことは気づいていましたが個人差だと思っていました。
鎖骨の周りがこっていると、盛り上がった筋肉に埋もれることはあるのでその差がわかっていてほしいですが、鎖骨がすごくはっきりしている人は何らかのケアをすると身体の調子が良くなりますよ。
脚のバランスが悪いと、身体の上に行くほど歪みが大きくなります。
バランスの取れた身体は、バレエのバランスも取りやすくなります。