3月30日、27年通ったスターダンサーズ・バレエ・スクールの最後のレッスンでした。

スターダンサーズバレエスクールは3月31日で閉校します。


今年は満開の桜見られませんでした。
2輪だけ咲いてました。


3歳から高校生まで通った教室は、先生の機嫌を伺ってみんなびくびくしていて、怒られないように気をつけてレッスンして、それでも先生の虫の居所が悪いと怒鳴られて、標的にされるといじめられるという…

良い点もあったのですよ、お水はちゃんと飲まないといけないとか、自分はワガノワで育ったけどフランスのバレエのほうが日本人に向いているのではないか、とか。

バレエ用語は正しいものを教えてもらいました。


先輩の「もっとちゃんと教えてくれる教室たくさんあるから、こんなに頑張ってるんだから他探したほうがいいよ」というアドバイスをきっかけに移る教室を探していて友人に誘われてスターダンサーズバレエの中高生クラスに。


もう、それまでとは全く違う世界が広がっていました。

ここで教わりたい!と強く思って、親にも頼み込んで、入れてもらいました。


まさかここまでバレエだけでなく人生全部が変わることになるとは思ってもいませんでした。


バレエとはどういうものか、ダンサーに向いている向いていないの何がどう影響するのか、マッサージやトレーニングの必要性などなど、レッスン中の注意以外にもたくさんのことを教わりました。


中高生クラスで一緒にレッスンしていた人や、後輩の多くが今はプロのダンサーや指導者になっています。

その点も先生を尊敬しています。

プロになる人を育てられる指導者ばかりではないですから、教え子の多くがプロになっているってすごいことです。


コロナ禍で、カンパニーに感染症を持ち込まないようにとオープンクラスが減り、土曜日だけの開講でしたがそこで間もなく怪我をして、1年以上ほとんど通えずにいました。

一人の力で変わったかわかりませんが、あの一瞬の気の緩みが悔やまれますねぇ…


でも、今どきスクールの生徒の支え無しで踊りだけでやっていけるバレエ団て貴重です。

これからもスケジュールの許す限り公演は観に行きたいと思います。

スターダンサーズバレエ団のますますの発展を祈って。


小山恵美先生、ピアニスト大谷恵久子先生、長く通っていたクラスメイト達と。